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Ringwanderung
┗400
400 :
独
07/14-20:15
#Liebste(最愛の人)
>Berücksichtigung 01
>彼奴の好きなところについて述べよ。
甘え下手なりに向き合う努力を惜しまないお前が好きだ。無論、それだけではない。面倒見が良いところも眠くなると少し子供っぽくなるところも、双眸に宿る美しい翠眼も髪もよく動く眉も四肢も何もかも彼奴を形成する要素となり得るものが好きだ。結局、其れでは彼奴の全てということになってしまうのかもしれない。しかし、此れは仕方がないんだ。俺が彼奴の好きなところを挙げればキリがないのだからな。
>Berücksichtigung 02
>彼奴の嫌いなところについて述べよ。
嫌いという表現は正しくないが少しは軽減されたら良いと思う部分はある。自覚はないようだが、自己犠牲精神が強い。そして、彼奴は頑固者だ。自覚もないのだから、どうこう言って直るものでもないのだろうが、少しぐらいは己を大切にしてほしい。最近は彼奴は彼奴なりに色々話してくれるようになった上、約束を守る努力も垣間見える。ゆっくりだがきっと良い方向へ向かっているのだろう。ならば嫌いになる理由もない。彼奴から嫌いな部分を探すのは、俺には難解なようだ。
>Berücksichtigung 03
>彼奴について知っていることを述べよ
彼奴が非常にツンデレという類であることからまず述べるとしよう。口では他愛もない会話を交わしつつ、然り気なく擦り寄る様は猫に似ている。此れは知っていることと言うよりは気付いたことになってしまうか。猫のような彼奴は猫好きで、それから彼奴は園芸が趣味だ。雨が降るとよく薔薇の心配をしている。時が経っても変わらないのは責任感が強く面倒見が良いことだな。兄貴というやつはそういう性質なんだろうか、最近では時々うちの兄貴みたいなことを言う。彼奴からしてみれば俺はアルフレッドみたいなものかもしれないな、見た目も中身も似ても似つかないがな。長くなってしまうので最後にするが、あまり口には出すことはないが彼奴は彼奴なりにしっかり俺に愛を与え、そして、真に必要な時は言葉でもそれを示してくれる。愛の形というものはそれぞれだが、彼奴の与えてくれるそれはいつだって俺に幸福を与えてくれている。だから俺はしっかりお前に愛されていると実感できる。
>Berücksichtigung 04
>彼奴に伝えたいことを述べよ
まずは感謝を伝えたい。長い間、俺を待っていてくれたこと。今も変わらず側に寄り添い支えてくれていること。感謝しても仕切れない程のものを貰っている。俺はお前に何か返せているだろうか。誰かに自慢出来るような良い夫ではないが、お前を愛する気持ちだけは誰にも負けていないと胸を張っていうことができる。俺はいつだってお前の平穏な日々と幸せを願っている。アーサー、愛している。何があっても俺はお前の味方だ。だから、どうか此れからも目覚めのキスをくれると嬉しい。これからもよろしく頼む。
>Berücksichtigung 05
>向き合ってみた結論を述べよ
俺たちは変わったようで本質は昔とあまり変わっていないのかもしれないな。時が経った分、どうにも滲み出る老夫婦感は否めないが…俺は相変わらず彼奴がこの上なく愛しく思っていて彼奴は彼奴なりに俺を愛してくれていると改めて感じることができた。多少の自惚れは自覚があるからその点は大目に見てほしい。
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アーサー、お前は今幸せだろうか?
俺は日々幸せを噛み締めて生きている。
大袈裟だと思うだろうが、手が届く位置にいつも居てくれるお前という存在は太陽のように眩く、温かな光を与えてくれる。
残り100頁を切ってしまったが、
俺はこれからもお前への愛を綴り続けていくつもりだ。
#彼奴と向き合うための5つの考察。
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