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Ringwanderung
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404 :
独
07/16-23:21
#20180716 23:21 -Leben-
昨晩に酒を飲み過ぎたせいか何時もより1時間近く目覚めが遅かった。隣に最愛がいる休日の朝。幸せ以外に表現しようがない。二人の休日が重なることは珍しい。素直に嬉しさがありテンションも上がる。其れを悟られるのが嫌で態度は至っていつも通りに振舞っていた。
>これではあまりに幼稚すぎる。
朝から他愛もない会話をして俺よりもずっと華奢な身体を抱き締めながらキスをする。時に深い口付けに興奮を募らせては穏やかで幸福に満ちた時間を共有する。拗ねた猫の機嫌は大方良くなったらしい。
#狼の腹も少しは満たされたようだ。
何時も彼奴に甘えてほしいと考えていたが、相手に其れを求めてばかりではいけないと考えた。だから俺からも少しぐらいは甘えてみようと試みたが、やはり慣れないことはするものではないな。俺は兄貴のように良い意味で我儘にはなれないし、フェリシアーノのような愛嬌も持ち合わせてはいない。
>俺に" お前はお前だ "と彼奴は言ってくれた。
なら、もう少し自分なりに彼奴に凭れかかれる方法を模索する必要がありそうだ。
久々に最愛と身体を重ねた。
長らくその手の事から離れていると誘い文句の一つも言えなくなる。彼奴をベッドへ誘うのは口が達者なローデリヒに口論で勝つより難しい。俺は彼奴の声や姿、息遣い全てに興奮する。彼奴は声を抑えたがるようだがな。俺だけが聞く事のできる声…その声を出させているのは他でもない俺だ。それだけで独占欲が満たされる。
>あんな声で名前を呼ばれたら抑えられなくなる。
次は彼奴と___、
#今夜も良く眠れそうだ。
俺は情けないことにずっと欲求不満だったんだろう。連日の任務で疲れているであろうお前に無理をさせていなかったか少し気掛かりだ。
>いつも俺の我儘に付き合わせてすまない。
>アーサー、愛している。
#Gute Nacht,Arthur.
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