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Ringwanderung
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428 :
独
08/25-15:23
#20180825 15:23 -Leben-
久方振りの休息日の朝だというのに寝坊をした。
目が覚めた時には最愛はもう家を出てた、彼奴は今日も勤めがあるらしい。本当に俺達の時間は合わないな。彼奴の帰宅ぐらいは出迎えてやりたいところではあるが、それも叶うかどうか分からない。夕刻からは俺が59務で出ねばならない。こんな風にしてまたひと月が過ぎていくのだろう。
>結局、何ら変わりない。
#留守にした数日の間、
泊りで視察へ行った時に立派な屋敷の庭先に控えめに咲く薔薇を見た。薔薇を見るといつも最愛を思い出す。彼奴はいつも薔薇の心配をしているからな。薔薇のことは俺にはよく分からないが、いつか一緒に行った薔薇園のことを思い出す。
日常に寄り添うように、
少しずつだが確かに最愛と生きている証がある様に思う。92として見れば一瞬の歳月、然れど誰かと結ぶ縁ならば、きっと同じ時間であっても長い歳月になるのだろうな。何故なら、俺たちが生きる此の地は存在も関係性も実に不確かなことが常のような場所だからだ。ならば、今日も俺は相も変わらず最愛と共に生きるこの瞬間を噛み締めて過ごしたい。
堅苦しいのはご愛敬ということにしておいてくれ。
これでも随分と柔軟な思考になってきたんだ。
相思相愛の関係でも、
こんなにも彼奴に恋い焦がれる。
やはり愛とは実に難解だ。
欲すれば欲する程、
今日も彼奴の全てを求める。
その漠然とした"全て"が何であるかも分からず、
ただただ欲するばかりだ。
>愛しているでは足りないならば、
>次は一体何を欲するのか。
#Geliebter, Sei gierig.
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23:30
夢ぐらいはゆっくりお前に会えればいい。
そう願う事ぐらいは許されるだろう。
>Gute Nacht.
今日もお前の平穏な日々を願う。
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