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Ringwanderung
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448 :
09/19-23:56

#20180919 23:56 -Leben-
>熱を帯びた肌に風が心地良い夜。
夕刻から食事会が有ったんだが、酒の席はそう簡単にお開きにならんのが世の常というものだ。結局、家に着いたのは22時を回って大分経ってからだった。最愛はもう眠っているようだ。

#もう少し帰宅が早ければ、
おやすみの一言も言えただろうが、中々、盛大な宴を打ち切るのは、俺でさえ難儀な事だ。其れは酒が入れば入るほどに、というのは少々言い訳がましいか。

明日は彼奴と共に眠れるといい。
今夜は彼奴の寝顔だけでも見てから眠ろう。
キスぐらいしても気付かれないかもしれないな。
痕の1つでも付けておくのも悪くない。
#後に文句を言われそうだがな。

>Gute Nacht,Schatz.
>Ich liebe dich.

明日も最愛の平穏な日々を願う。

 - - -
他者の本棚へ最愛の日記と俺の手記が並べて置かれているのを見つけて柄にもなく嬉しくなった。この場を借りて本棚の所有者へ感謝を。そして、所有者とその愛する者との幸せを願う。

[][][]

449 :
09/20-21:25

#20180920 21:25 -Leben-
>雨の降り注ぐ夜の過ごし方について。
昨晩の月はとても綺麗だったな。今夜は雨雲が空を覆っていて姿を見る事は叶いそうにない。悪天候の日は、窓を雨粒が叩く音を楽しむのも悪くないだろう。自然が織り成すリズムは不規則で面白いものだ。とは言ったもののずっと雨音を聴くのは流石に飽きが来る。結局は好きな音楽で部屋を満たしてしまう。


#もうすぐまた記念日になる。
生憎と其の日は59務に励めばならないのが辛い所だ。次の記念日に休息日が重なったのなら、彼奴とたまにはゆっくり祝いたい。何をしたいかと問われれば、一緒にキッチンに立つのは如何だろうか。無論、クーヘンを焼くのは俺の役目として、彼奴が其れに合う紅茶を選ぶ。天気が良ければ公園へ赴き、二人で食べよう。少し想像して思ったんだが老夫婦のようだな。
>其れが俺達らしくていいだろう。



#彼奴は何かしたい事はあるんだろうか。
#彼奴から聞き出す良い方法が知りたい。

今日も最愛の平穏な日々を願う。

[][][]

450 :
09/22-13:49

#20180922 13:49 -Leben-
>懐旧の情に駆られて仕方ない夜だった。
一昨日の晩に寒さを理由にして最愛と寄り添って眠った反動か彼奴の体温が一層恋しく思えた。 頬に触れた唇も肩から感じる熱も全てが愛おしい。相変わらず、時が経っても此の気持ちが色褪せる事は無いらしい。
#今夜、お前が帰ったなら俺からキスをしよう。



先日、久々に軍/服に袖を通した。
訓練ではなく視察という名の軍/務だ。最近は長らくスーツでいたせいか、これはこれで少々肩が凝った。昔は連日着装していたというのに実に不思議なものだ。しかし、襟を正す良い機会だったと思っている。

#夫婦仲を長く続けていると、
昔に比べて心が高鳴るという事は少なくなった様に感じる。全く無いわけでは無い。先日、久方振りに彼奴の声で名を呼ばれただけで脈が上がったくらいだ。だから現状を危惧する事もない。最愛が傍に居なければ夜も日も明けないと言っても過言ではない。相変わらず俺は彼奴をこんなにも愛しているんだ。あの頃から根底は変わっていない。


#たまには彼奴の手記が読みたい。
過去に書いてくれと強請った事はないんだが、当然、口にしなければ想いは相手に伝わらない。
>今日ぐらいは言わせてほしい。


#此の手記も残すところ50頁。
実のない話に見えても此処には確かに愛はある。

今日も最愛の平穏な日々を願う。
>心からお前を愛している、アーサー。




 - - -

#欲望は欲望を喰う程肥大するらしい。
相変わらず俺は彼奴という存在を欲しては尽きない。手の届く所に在る者を此れ以上、如何欲するというのか、と俺自身考える。欲求不満という四字で片付けるには易過ぎる。気が付けば考えてばかりだ。其れも今に始まった事ではない。


>「 壊してしまいたい位に愛したい 」
そう伝えたのなら彼奴はどんな顔をするだろうか。消えぬ傷痕を残すかの如く、彼奴の精神にも俺という存在を知らしめたい。彼奴の五感を犯し記憶に種を植え付け、俺を忘れられなくなればいい。


#声で匂いで、
また彼奴を支配するのは如何か。時間が許すのならば、夜が更けるまで彼奴を抱こうか。如何すれば彼奴が悦ぶかは熟知している。その様をまた鏡の前で彼奴の双眼に焼き付けてしまえばいい。正常な判断が出来なくて構わない、身を委ね、ただ俺の名を呼んでくれ。痙攣を起こす位愛してやる。そうやって精神だけでなく身体にも記憶させてしまえばいい。無意識に身体が俺を求める様に。
#なんて…実に狂気的な思考だ。


俺ばかりが彼奴を求めている。
彼奴にとって俺という存在はなんで在るか。
時々、分からなくなるんだ。
>不安とは違う此の感情の名は分からない。


夜が明けた頃に、
其の感情諸共消え失せていればいい。

気が狂いそうという言葉は相応しくない。
もう俺は随分前から気が狂ってしまったらしい。

彼奴はこんな俺を怖いとは思わないだろうか。
こんな事を考えていると如何にも考えが後ろ向きになる。具体的に述べるのは差し控えよう、更に堕ちる所まで堕ちてしまいそうだ。また彷徨うのか、否…彷徨っていないと勘違いしていただけかもしれない。

#Gute Nacht.
#どうか安らかな夜で在る様に、

[][][]

451 :
09/23-22:06

#20180923 22:06 -Leben-
>欲する心は凡ゆる開花の原動力となりえる。
いつかフランシスの所の奴がそんな事を言っていた。更に、所有欲を満たしてしまうと其の花も枯れる、とも言っていたな。だとすれば日々、欲して止まない俺の心も少しは肯定的な見方をして良いのかもしれない。解釈として少々都合が良すぎる気もするな。


#今日も今日とて心が渇き飢えている。
そんな心情とは裏腹に最愛とは相変わらず擦れ違う日々だ。なかなか予定は合いそうにない。其れでも毎日言葉を交わすだけの余裕はあるんだから、あまり贅沢は言えんな。
>細やかな幸せを今は大事にすべき時だ。


#本日の休息日といえば、
早朝から愛犬たちを散歩させ、朝食や家事を済ませた。午後はジムにて軽く汗を流し、帰宅後は音楽を聴きながらデッキで秋風に吹かれて読書に耽ていた。今は酒を片手にこうして手記を綴っている…と言いたい所だがな酒が尽きてしまった。明日は59務もある。今日はこの辺にしておいた方が良さそうだ。


今日も最愛の平穏な日々を願おう。

[][][]

453 :
09/25-15:38

#20180925 15:38 -Leben-
>昨晩は月が綺麗な夜だった。
夜に外へ出て空を見上げれば満月が闇夜を照らしていた。彼奴も見ているだろうか、と考えども連絡をする暇はなかった。今日になって帰宅すると共有の手記の位置が変わっていて、開けば其処に最愛の言葉が残されていた。先日、此処で強請った甲斐があったというものか。愛は確実に其処にあった。


#理由も無く先行く未来が濁って見える事がある。
季節の変わり目だからか、如何にも此の季節は心身共に不安定になる傾向にある。自己分析したところで、改善策がなされなければ全く意味がない訳だが、季節は巡ってしまった。また来季に向け対策を考える事としよう。

#此処からまた話を戻す。
よく考えれば未来なんてものは、端から見えなくて当然だと考える。此処最近の俺の心境を例えるならば、「霧の中を歩いている様な心地になる」といえば幾分か理解し易いか。俺自身は不安とは違うものだと感じていたが、他者から見れば其れは不安と同じ事らしい。


#いつだって此の霧を晴らすのは最愛だ。
また彼奴の言葉一つで救われた。何が、と彼奴は言うかもしれないが、いつだって彼奴の存在そのものが俺の光であり道標であり、お前の言葉は偉大だ。俺の気持ちも最愛の抱く想いと何ら変わりはない。此の身の許す限り共に在りたいと願っている。
>何方かが朽ち果て此の意識を失うまで、


#年内には此の手記も最終頁に到達する。
最近では己の想いを綴る場になっている。しかし、其れでも存在意義は有ったのだと最愛の言動で感じる事が出来た。彼奴は狡い奴だ。此れ以上無いくらいに彼奴の事を愛していると自負していたが、彼奴の記したたった一枚の紙で覆された。
>此の愛は底無しだな。


今日もお前との約束を無事に果たした。
だから今夜はお前と_____。
否、皆まで言うのは止めておこう。
>言わずとも此れは伝わる気がするからな。


#Du wirst ewig geliebt.
#Ich liebe dich,Arthur.

今日も最愛の平穏な日々を願う。

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