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Ringwanderung
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469 :
独
10/14-15:50
#20181014 15:50 -Leben
>昨日は雨の酷く降り注ぐ夜だった。
幸い雨の中、外へ出る事はなかったが、執務室の窓から見える空は黒い覆いでもされた様に暗黒が広がっていた。街明かりの消えた時刻では無理もないな。あの雨雲さえ無ければ、きっと無数に広がる星々の瞬きが綺麗に見えた事だろう。
#晩の空気が大分澄んで冷たくなった。
丁度、1週間後には流星群が見頃らしい。天候や土地の条件さえ上手く整えば無数の星に出逢えるだろう。俺もその日は休息が貰えそうだ。天気が良ければ温かい珈琲を携えて山へ登るつもりだ。もしも流れ星を観れたなら最愛と俺の平穏な日々を願おうと思っている。
>彼奴なら星に一体何を願うのだろうか。
#多忙な彼奴には、
まだ空を眺める余裕はあまりないかもしれんが、夕暮れの早くなった今だからこそ帰路に着いた時、空を見上げて欲しい。お前の見る空は俺が見ている空でもある。其処に月が浮かんでいたなら、きっと俺も同じ月を見ている。
>夜空が綺麗な日は、
>最愛も其の空を見上げていればいい。
俺はそう考えながら帰路に着く。
そして如何に最愛という存在が俺の生活に溶け込んでいるかという事に気付かされる。こんな風に彼奴を想わない日はない。
>それほどまでに最愛を愛している。
心配性の彼奴との約束は本日も無事に達成された。
この報酬は就寝時のキスで如何だろうか…否、言わずとも今夜は俺から最愛にキスを贈る。
>先日、言いそびれた「愛してる」と共に。
#故に報酬は不要だ。
#ただ俺の傍に居てくれないか。
#食べたい飯の話でもしよう。
今日も最愛の平穏な日々を願っている。
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