一覧
┗
Ringwanderung
┗471
471 :
独
10/17-20:00
#20181017 20:00 -Leben
>嗅ぎ慣れぬ香りに身を包む一日だった。
と言うのも先日に柔軟剤を切らしてしまった際、最寄りの店へ買いに行ったはいいが、いつも使用しているものは売り切れだった。止む無く別の物を購入したという経緯があって今に至る。
#此の匂いが常に香り立っているわけではない。
動いた拍子に微かに香る程度だ。自分で選んだのだから好みの香りではあるが、慣れていないと違和感を感じる。とはいえ、毎日嗅いでいれば数日後には慣れてしまうことだろう。
以前から使用していた柔軟剤は、
最愛に勧められたものだった。
#随分と前の事だ。
彼奴はもう覚えていないかもしれないがな。あれから今までずっと其れを使っていた。理由を答えるならば、好みの良い香りだった、という事にしておいてくれ。真の理由は気恥ずかしくてこの場でも書き記し難い。
>其れは内へと秘めさせてもらおう。
昨日に上司からある紅茶を貰った。
偶然にもその銘柄が良く最愛が好きだと言っていたものだった。昨日の59務の際にその紅茶を飲んでいた。最近はずっと珈琲ばかり飲んでいたせいか、少し新鮮に感じる。束の間の休息に紅茶を飲みながら、いつか最愛と紅茶屋巡りをした日の事を思い出していたが、あれから随分と時が経ったな。
>とても懐かしく温かい記憶だ。
久々に、
あの時買ったものと同じ紅茶が飲みたくなったが…買いに行く時間はなさそうだ。互いに時間が出来たなら、また行きたいものだな。彼奴と行きたいところは山ほどある。見せたい景色も食べさせてやりたいものも数え切れないほど増えた。
#いつか二人で纏まった休みが取れたなら、
#彼奴は何がしたいと考えるのだろうか。
>柄にもなく今夜は彼奴に触れたい。
>可能ならば最愛をこの腕に抱いて眠りたい。
>彼奴の温もりがあれば寒さなど感じないだろう。
とは言ったもののなかなか思うようにはいかない。
#Gute Nacht.
今夜も最愛の平穏な日々を願う。
[
返][
削][
編]
[
戻][
設定][
管理]