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Ringwanderung
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477 :
独
10/24-00:34
気が付くと瞬く間にひと月が過ぎていった。
この一か月を振り返ると、
相も変わらず互いに忙しかったな。
幾度も擦れ違いの日々を送ってきたせいか、
予定が合わないなりの付き合い方、
というのも以前より上手くなった。
他愛もない会話を繰り返す中で、
お前という存在がある幸福を感じつつも、
時に先の見えぬ未来に不安が顔を出す事もある。
しかし、
お前に触れ体温を感じ、
その声で名を呼ばれるだけで、
俺は不思議と安堵した。
>相変わらず単純な男だと笑ってくれ。
今日もお前を愛しながら、
その存在に恋い焦がれている。
愛し合う者に恋い焦がれるというと、
其れは表現が可笑しいと言う者もいるだろうが、
此れが一番今の状況に相応しい。
お前に触れたいと願うときほど、
最近は叶わないのが常だ。
だから俺は恋い焦がれる。
お前という存在に。
アーサー。
お前は俺に触れたいと思うことはあるか。
お前を誰よりも愛している。
今までもこれから先も。
少しの時間でも、
二人でゆっくりする時間が出来たのなら、
互いの気持ちを再確認してみてはどうだろうか。
>答えは既に目に見えているかもしれないがな。
これからも宜しく頼む。
忙しいからといってあまり無理はしない事だ。
#朝になったら、
#残す言葉を直接お前に伝えに行こう。
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