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Ringwanderung
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486 :
独
11/05-18:03
#20181105 18:03 -Leben
>天気は朝からあまり優れない一日だった。
最愛の所も朝から雨だと言っていたな。休息日に雨というのは気が沈むが、今日は平常通りに59務だ。雨なら雨で致し方ないと諦めがつく。次の休みは天気が良ければいい。
#最愛と共に、
休日をゆっくり過ごしたのはいつだったか。そう記憶を辿った時、其れがもう数カ月も前になることに気付く。本当に時間の流れというのは早い。俺たちは、毎日、挨拶と少し会話を交わす程度で顔を合わせてはいるが触れ合うことは少ない。其れを不満かと思えば、決してそうではなく、寧ろ、そういう状況を作り上げているのは、どちらかといえば俺の方であり、59務の多忙が理由なのだからどうにもならない。
#その間の彼奴はといえば、
あまり変わらないな。変わらないのか、不満を露わにしないだけなのか。其れは分からないが、俺が推測するに「言ったところで状況が変わるわけじゃないから仕方がない」というところだろう。59務に関してはお互い様だと昔に話をしたことがあったな。
#前々から言っているが、
現時点の不変的状況を嘆くよりも、いつかの未来の話をする方が俺たちにはいい。
>だから今日も懲りずにもしもの話をしておこう。
#もし二人でゆっくり過ごせる時がきたら、
菊の所の温泉とやらに行くのはどうだろうか。互いに疲弊困憊している部分がある。それに良い気分転換になりそうだ。旅のついでに草花が綺麗な所に行かないか。マイナスイオンを感じれば、更に精神疲労の回復も期待出来るはずだ。
>などと長く書き連ねたが、
>直接言えとそろそろ彼奴に苦言を貰いそうだ。
少し長く話しが出来ることがあれば、
旅行の話でなくとも天候以外の話をゆっくりしよう。
#此の手記も、
最近は同じ様な事ばかりを綴ってしまっている。彼奴への想いが其れだけ不動であるとも言える。しかし、時には新鮮味が欲しくなるものだろう。余談にはなってしまうが後程、小話でも一つ残しておこう。
- - -
俺と最愛の関係性の話をする。
具体例を述べるのは今更必要ないだろうから、本題から入る。今回はその関係性を数学的に例えることにしよう。
俺が「220」、最愛が「284」とする。
別に逆でも構わんが今回はこれでいく。2つの数字は一見して全く無関係の数字に見える。無理やり関係性を持たせるとすれば、位が200であるとか偶数であることぐらいならパッと浮かぶだろう。だが、この2つの数字には特別な関係性がある。
>「 友/愛/数 」
というものを聞いた事はあるだろうか。
数学的に言うなら『2つの異なるで自然数で、それぞれ自分自身以外の約数の和が、互いにもう一方の数と一致している数の組』を指す言葉だ…と言ったところで分かりにくいだろうからな。
先程の数字を用いて、
もう少し具体的且つ簡単に説明しよう。
220の場合、
自分自身以外の約数を並べると、
#1,2,4,5,10,11,20,22,44,55,110
のようになるわけなんだが其れを全て1から順に足した数が「284」となる。
それと同様に284の場合、
自分自身以外の約数を並べると、
#1,2,4,71,142
になる。先程のようにその数値の和を求めると「220」という答えを導き出す事ができる。
何が言いたいかといえば、
この2つの数字というのは「互いが互いを補った上で完結している数」だという事だ。
俺はその数字に俺と最愛の姿を重ねた。
俺の中には最愛という大きな存在がいて、其の存在によって救われる事が多々ある。大袈裟に思うかも知れんが確かなことだ。
最愛の中にも俺という存在が生きていたら、
と願っている。
取り留めのない話になってしまったが、
今日はこの辺にしておこう。
今夜も最愛の平穏な日々を願う。
>Ich liebe dich, Arthur.
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