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Ringwanderung
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492 :
独
11/11-21:07
#20181111 21:07 -Leben
>朝から掃除日和な天気だった。
換気の為、窓を開けると気持ちの良い風が入ってきた。掃除を済ませた部屋で飲む珈琲は格別だ。己の邪念まで洗われた様に清々しい気分になる。実に良い休息日の使い方だ。
#彼奴は帰りが遅くなるらしい。
最愛の居ない夜を過ごすのは久方振りかもしれない。大抵の場合、俺が59務による不在で彼奴を待たせる事の方が多い。今回の様に逆になるのは稀だ。彼奴は何時もどんな事を考えて俺の帰りを待ってくれていたのだろうか、などと不意に考えてしまった。
特に何も思わない位には、
習慣付いてしまったかもしれないな。
#俺はといえば、
最愛が不在であることに関し、特に寂しいという想いはない。其れは消極的な意味合いではなく、必ず帰ってくるという考えが強いからだ。無論、最愛が帰宅して顔を見る事が出来れば沸き上がる喜びというのは大きい。まるで飼い犬の心地だ。そう思うと、随分と俺も彼奴に飼い慣らされたものだな。
#飼い慣らしたのは猫か狼か。
#何方でもあるか。
何にしても、
最愛が傍に居るという生活は幸福に満ち溢れている。彼奴が居ない時、こうして当たり前にある幸せを噛み締め、大切にしたいと思うんだ。大袈裟だと彼奴は笑うかもしれない。だが、其れでいい。
大袈裟だと笑ってくれ。
そのまま変わらず傍に居てくれたのなら、
これ以上に嬉しいことはない。
>Arthur.
>Ich liebe dich.
>Was meinst du?
今日も最愛の平穏な日々を願う。
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