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Ringwanderung
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63 :
10/02-21:40

#20141002 21:42 - Leben -
思えば俺はアーサーと喧嘩をした事がない。それが良いとか悪いという話をしたいわけではないんだ。お互いに例え疲労困憊であったとしても、何方かが酷く後向きな事を考えたとしても、上手くバランスを取って来た様に思う。それに俺は例え疲労が溜まっていたとしても、彼奴の為ならその言葉に耳を傾け、欲する言葉を紡ぐだろう。少しでも彼奴の不安を取り除く事が叶うのなら本望だ。

- 23:55 Gute Nacht,Arthur.
今夜お前が安らかな夢を見れる事を強く祈る。
手は握って眠っておこうと思う。


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兄貴が帰って来た様だ、また変な物を買ってきてリビングへ置かなきゃ良いのだがな…いつも話を逸らされる。そろそろ倉庫の扉が壊れてしまうのではないかと心配でならない。まあ…何は共あれ、
>>>3824 おかえり、兄さん。
そして時刻は0時を回ったようだ。
Herzlichen Glückwunsch,Big Brother.

この日記を本棚へ収めた強者へ
>>>3837 感謝する

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65 :
10/03-19:53

#20141003 19:53 - Leben -
手帳を開けば59務の予定で溢れている。手帳に書き留めて置かねば見落とし、忘れそうなものばかりだ。だが、彼奴との約束の日だけは余白一杯に記した。仮に他の予定が入ったとしても、入る余地を与えぬ為だ。まあ、天地がひっくり返りでもしなければ入る事は先ず無いがな。その為に9月から調整して来たのだからな。俺は何時も待ち遠しく思っているぞ、アーサー。

- 21:27
>>>
アーサーが風邪を引いたようだ。薬を飲んだというなら、後は眠る他良い治癒法は思い当たらん。ゆっくり眠って早く良くなれ、でなければ終始俺は彼奴の事ばかりを考えるだろう。今もそんな状態に等しいのだが…、心配だ。彼奴は体調が悪いとそれを日記に記す癖があるようだ、今回も然り。心配だ。明朝にはある程度良くなっているといいんだがな。

今頃、夢の中で在ろうアーサーの為に何が出来るか考えたんだが、俺は医者ではない。だから彼奴に有りっ丈の愛を贈ろうと考えた。以下は俺の最愛への私信だ。寄って覗き見は構わんが冷かしは受け付けない。

>>>
アーサー、お前が心配で心配で仕方がない。早く回復する事を祈っている。そうだな…無事復活出来たのなら、たまにはお前を甘やかしてやらんこともないぞ…少しだけ、だからな。勘違いするなよ。今夜は可愛い俺の最愛の手を握って眠ろう。


Mit Arthur kann ich Pferde stehlen.
Im Falle Ihrer Geschichte, Ich bin ganz Ohr.
offen gesagt…Ich liebe dich.
Hast du's kapiert?
#アーサーとなら何だって共に出来るだろう。お前の話なら、俺は全身を耳にして聞こう。率直に言うとだな…お前を愛しているんだ。わかっているだろうか。

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67 :
10/04-19:31

#20141004 19:31 - Leben -

今日も晴天だった。俺と兄貴でローデリヒの家へと行った、久しぶりに顔を合わせる。彼奴の話では、フェリシアーノはもう先に着いているようだ。この4人では至極当たり前の様に役割分担が為されている。ローデリヒが紅茶を淹れ、フェリシアーノが昼食を作り、俺がテーブルを整える。兄貴は…何と無くそれぞれを見ては口を出していた。兄貴の口出しにローデリヒが怒り、くだらない事で2人が口喧嘩して、フェリシアーノが慌てて俺に助けを求め、俺が2人を止めに入る。俺たちに取っては実に有り触れた風景だ。何と平和な時の流れだろうか…。
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とは言え、俺は終始アーサーの事が気になって仕方がなかった。相変わらず俺も酷い心配性だと自分でも呆れてしまう程だ。帰宅後の彼奴が元気そう…と言うと少々語弊があるが、大丈夫そうでとても安心した。

早く万全の体調を取り戻し、俺の相手をしてくれたら嬉しいのだが…何て不謹慎なことを思ってしまった。許してくれ、アーサー。

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68 :
10/05-20:26

#20141005 20:26 - Leben -
欲情とは何かについて考えた時に、彼奴の顔が浮かんだ。俺は終始、彼奴に欲情している、彼奴の何もかも手に入れなければ気が済まないといっても過言ではない。そう言った意味ではいつも彼奴を欲しているのだから欲情していると言って間違いはないはずだ。狼だと過去に例えられた事があるが…まあ、悪い気はしない。知っているだろうか、狼は一.夫一.妻であり、つがいのみが交.尾をするそうだ。俺が狼だとすれば、生涯生き絶えるまで最愛である彼奴だけを愛するのだろう。早く彼奴に触れたい、このもどかしさを何と例えるべきだろうか。良い言葉が見当たらない。
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心臓の辺りにもやもやとした塊が残る、吐き出そうとも臓器にのし掛かる其れが嫌な感情や感覚を呼び覚ますようだ。冷静になれ、と言い聞かせながら時の流れに任せるとしよう。心が狭いな、言ってしまえばつまりはそういうことなんだろう。こんな時は眠ってしまうに限るな…明朝にはすっかり忘れてしまえたらいい。嫌いになったりはしない、と其れだけは誓って眠る。

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69 :
10/07-20:23

#20141007 20:23 - Leben -
59務に追われる日々が続くようだ。他の事さえ考える暇もない程に目紛しく変わっていく。まるで彼奴との時間が削られていく様な感覚だ。俺の存在とは実に薄い。世が忙しければ忙しい程、存在が薄れるようで時折恐怖すら感じてならない。


- 21:36
どんな他愛もない話でも救われる事がある。単純、と言われてしまえばそれまでかもしれんが、それでも構わないとさえ思える。彼奴の声に触れるだけでいい、そんな夜も悪くはない。
>>>
ああ、やはり俺は彼奴が愛おしくて仕方がないようだ。

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