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Ringwanderung
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68 :
独
10/05-20:26
#20141005 20:26 - Leben -
欲情とは何かについて考えた時に、彼奴の顔が浮かんだ。俺は終始、彼奴に欲情している、彼奴の何もかも手に入れなければ気が済まないといっても過言ではない。そう言った意味ではいつも彼奴を欲しているのだから欲情していると言って間違いはないはずだ。狼だと過去に例えられた事があるが…まあ、悪い気はしない。知っているだろうか、狼は一.夫一.妻であり、つがいのみが交.尾をするそうだ。俺が狼だとすれば、生涯生き絶えるまで最愛である彼奴だけを愛するのだろう。早く彼奴に触れたい、このもどかしさを何と例えるべきだろうか。良い言葉が見当たらない。
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心臓の辺りにもやもやとした塊が残る、吐き出そうとも臓器にのし掛かる其れが嫌な感情や感覚を呼び覚ますようだ。冷静になれ、と言い聞かせながら時の流れに任せるとしよう。心が狭いな、言ってしまえばつまりはそういうことなんだろう。こんな時は眠ってしまうに限るな…明朝にはすっかり忘れてしまえたらいい。嫌いになったりはしない、と其れだけは誓って眠る。
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