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Ringwanderung
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77 :
独
10/14-21:09
#20141014 21:09 - Leben -
徹夜で見上げた空が厭に青い。だが、平穏な日の始まりには実に相応しい天気だ。蓄積された手紙の中に埋もれて彼奴から2通の手紙が届いていた。彼奴に手紙を書きながら、何杯目か分からない珈琲を飲んだ。そんな朝を向かえてから時が過ぎていくのは早い。気が付けば、もう外は暗い。徹夜であるはずの体はすっかり眠気を忘れてしまったようだ。今、ベッドに着いた所で眠れるとは思えんな…。
日が昇り、そして落ちる。それを数回繰り返せば、また曜日が重なっていく。24時間などあっという間に過ぎてしまうな。秒数にして86400s。この数字ではあまり短くは感じない。彼奴と会う日までの時間はまだ約2160000sあるようだが、数字を細かく表現しただけで、すぐ側までやって来ている時間が、こうも遠くに感じてしまう。世に溢れる凡ゆる言語も魅力的だが、数字の美しさもまた捨て難い。だが、俺が知り得る全ての言葉の中でも、お前の唇から溢れる言葉の右に出るものはいない。
>Puddingを見ると彼奴が脳裏を過る様になった。
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