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┗アルブレヒト(1-5/14)

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5 :
11/25-21:18



ふらりと立ち寄った店は、そこだけ白黒写真から切り取ったようだった。店に足を踏む入れると微かな埃の匂い。本棚をすり抜けた先には見事な彫刻が施された揺り椅子。腰掛けた老人は一冊の書物を読んでいる。不気味な雰囲気の中、その老人だけは何か神聖な空気を纏っていた。誰だか知っているはずなのに、思い出せねえ。

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4 :
11/20-08:24

 
道端に落とされた塊が何であるか。一目で嫌な予感はした。群がる鳥に眉を顰め、そして一瞬だけ捉えた姿を振り払うように、その場から立ち去った。


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 職務室で思い出したのは、誰だったか。

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 亡骸を埋める彼の人に問うた事があった。自分の言葉は鮮明に覚えているが、彼の人の言葉が思い出せねえ。ただ、其の手があまりにも慈しむような動作で土に触れるから、もし俺様が其れ等と同じ道を辿ったならば、その時は。

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3 :
11/20-01:12


 体温が奪われるのは大抵が先端からだ。けれど最近、言葉を聞く度に中心から体温を奪われる経験をした。もし呪いの一言が俺様の耳に届いていたなら、あの時に全ての体温を失っていたかもしれねぇな。
 
どくんどくん。左胸の鼓動が次第に速まって段々そのスピードが緩やかになったかと思えば、再び刻む速さを上げてを繰り返す。

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2 :
11/18-09:32



 身分を隠した男のように、俺様も姿を隠して文字を綴るとするぜ。


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 怪しい雲行きの下、早足で俺様の目の前を通り過ぎる愛しい子供達は皆、何処か焦燥した表情を浮かべている。

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1 :
11/18-09:27


深い森の中。聞こえるリズムは不気味な手拍子。その瞳に写るは滑稽な踊りか。

>>>3870

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