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MephistopHeles
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10 :
独
01/25-20:20
第XX頁
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>2015-01-XX
俺は如何するべきかとても悩んでいる。
出張から帰宅した日からというもの、兄
さんの様子が可笑しい。酒を飲んだとは
いえ、実のところ完全に記憶がないわけ
じゃなかった。だが、兄弟といえど言う
べきではないこともある。心苦しさは否
めない…ただ兄さんには記憶が無いよう
だし、尚更言い難い。今日こそはと思い
ながら数日が過ぎてしまった。あれは夢
遊病の一種なのだろうか。病/院へ行く
べきか、だが…兄さんには何て説明すれ
ばいいんだ。毎夜、俺の部屋を訪れる兄
さんとその誘いに甘んじる俺は…頭が可
笑いのだろうか。相談するにもこんな話
誰が信じると言うんだ。兄さんですら、
信じてもらえるか分からんと言うのに…
それに兄さんは俺の身を案じてくれてい
る。昨晩、何とかしようと兄さんを突き
飛ばし怪我を負わせたのはこの俺だと言
うのに、兄さんは其れすら覚えていない
ようだ。こんな状況下でとても言えたも
のではない。このままでは、俺の身が持
たないかもしれない。別々に住むべきだ
ろうか、しかし…他の奴らにも兄さんは
同じ事をするんじゃないだろうか。それ
ならば、やはり…いや、考えるまでもな
いな。明日にでも図/書/館で本を探し
てみよう。
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