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ツキ合わせた拳
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19 :
英
06/20-15:47
俺には、ボコブンというあだ名呼びで親しくさせてもらっている西がいる。
>ここでは由来を伏せようと思うが、ボコブンなるあだ名は俺が付けた。
そんな彼と俺の会話を少し晒しておくとしよう。
#俺「俺都合だが、菊とはしばらく一緒にいられなかったから、時間を取り戻す勢いでいちゃついてる」
>西「めっちゃ菊ちゃん不足やったんちゃう?」
(注:彼奴はなぜか菊のことを菊ちゃんと呼ぶ、面白いからそのまま呼ばせている俺)
#俺「菊不足過ぎて息が出来なくなるかと思った」
>西「?!!!?そんなこっぱずかしい台詞がよく言えるで(以下略)」
どうやらこっ恥ずかしい台詞だったらしい。
しかし、俺はそんなに凄まじいことを言ったつもりはないぜ?どうにも納得がいかなかったために最愛の彼へ質問というものをしてみた。
#俺「一つ聞くが、菊不足過ぎて息が出来なくなるかと思ったってそんなにこっ恥ずかしい台詞か?」
途中経過など一切語らず、唐突にこの一文だけを手紙の追伸に添えたんだ。菊は菊でかなり戸惑っただろうな。
そんな中、俺の可愛い人からきた返事がこちら。
#「え…嬉しいのですが凄く恥ずかしいですよ…?」
あ…あれ?俺の味方がいない。
もしかして本当にこっ恥ずかしい台詞だったのだろうか。しかし、ボコブンの言うことはともかく、菊の言うことを疑う気はないし…。
世間とズレているのは俺だったとかそういうオチか?
>恋というヤツは難解だな。
…じゃなくてだな。こんな程度恥ずかしくも何ともないだろぉおお。と、声を大にして俺は叫びたい。
#ーーー
ああ、そうだ。途中でボコブンのことを貶すような一言が入ったが、彼奴のこと嫌っている訳じゃないという点だけ追記しておくぜ。読者の皆さんに誤解があってはいけないからな。
むしろ、友情というカテゴリーで語るなら、弄りがいのある彼奴が俺は好きだ。
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