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好茶楼の愛犬と女王様
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7 :
中
07/12-15:58
日曜日はお互い他に予定がなければ、一緒にのんびり過ごせる日ある。
朝起きて、隣で我に抱きついて熟睡タイムなあいつの腕をどうにかこうにか引っぺがして太極拳してきて、先に朝飯食って、早いうちに用事済ませて。
あいつが起きるのをそわそわ待ちながら、午前…昼前…お昼…昼過ぎ……
…っだー!もうっ、いつまで寝てるあるかっ!
そりゃな!休みったって普段の生活時間ってのは抜けるわけじゃねぇあるし、尊重はするあるがなっ!
我だって疲れて帰ってきたら何よりも真っ先に、死んだように眠りてぇあるからな…っ!(ぐぬぬ)
でもただ待ってるのも癪あるから、そんな時はあいつの額にたわしを積み上げるある。
たわしが一個…たわしが二個…たわしが三個…たわしが四個…
たわしタワー、あいつが起きて崩したら、その分があいつの夕飯になるある。
前に四個くらい積み上げたとこであいつが起きた時、ほらほらー、崩さねぇようにここまでおいであるー、ってソファでまったり足組んで肘掛けに頬杖ついて優雅に呼びつけたら、あいつ頑張ってそーっとそーっと寝台から移動してきてあるな…それで目の前まで来たと思ったら、何を思ったかソファに座らねぇで、我の前の床にちょこんと正座したあるよ。
> 「……こ、これでどうだ…っ(ぷるぷる、どやぁっ)」
ってな!
我が何も言ってねぇのによく弁えた位置に自ら座るなんて、もう根っからの犬あるな!(はぁはぁ)
可愛いからなでなでして許してやったある。そしたら感激してお腹に抱きついてきてあるな、当然たわしタワーも崩れちまって、あー崩れちゃったあるーとか我がわざと言ったらあいつビクッとして、やだ食わないお前の美味い飯が食いたいとか駄々こねたりしてまた可愛いのなんの(以下略)
アイヤ?それにしても、このたわし…そもそも何で始めたんだったあるか?
えーと…コロッケに見立ててどーのこーの、ってのは確かだったと思うあるが…(はて)
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