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薔薇を摘んだ野獣の噺
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23 :
英
01/20-13:54
>近状
長く屋敷を不在にしていたせいで、色んな奴に心配をかけたようだ。
その筆頭にいるのは俺の薔薇なんだが。
妖精達からは泣きながらの出迎えと説教をされるし、執事とメイド長からはちょっとしたお小言も貰ったが、それが想う気持ちがあってこそと理解もしている。
何はともあれ、帰って真っ先にアイツの元へと向かえば、始めこそキョトンとしていたがその表情も喜色に変わり、涙ぐんで誰よりも喜んでくれた。相変わらず泣き虫だな、と思いながらもそんなアイツが愛しいのだと再認識。
ずっと禁欲続きだったし、今は二人してベッドに雪崩れ込んで求め合っている。
話したいことは沢山あるけど、今は互いの熱を分け合うことからだな。
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