硝子箱の中で何を想うか

496 :英
10/08-23:29

今日は良い天気だったからアイツに挨拶をして、ランチやティータイムの物を渡すと早起きしていたあの子に帽子を被せて庭へ土いじりに｡
ポカポカと暖かかったのもあって、妖精達もあの子へ会いに次々とやって来てくれた｡そのまま話し込みたいのもあったが…雑草を抜いたり、作物の収穫やツタを切ったりと色々する事があったから少しの間だけ世話を頼んでひと作業｡普段からもだが、妖精達独特の歌声や話し方であの子が泣かないよう面倒をちゃんと見てくれて…常に目が離せない俺としてはかなり助かった｡お礼に今度茶会でも開かないとな｡それとも、花のジャムや蜂蜜が良いだろうか｡小瓶が家にあるから詰めて一緒に渡すのも良いかもしれない｡

そんな事を考えていたら『ママ…』と作業が終わった俺に抱き着く不安気なあの子の顔に、『大丈夫｡ママは何処も行かないからな』なんて言いつつ強めにハグ｡”やりたい作業に打ち込む”と言っても暫くは少しの間だけにしておかなければ…と改めて心に刻むとそのままあの子を抱き上げ、妖精達と別れてから収穫した野菜も手に帰宅｡気分を切り替える為に絵本を読んだり、作り置きしていたカップケーキを食べたり｡気が付いたら夕方で一日は早い｡今週末も挨拶だけになってしまったけど、アイツを癒せてると良いな｡もっとなんて贅沢言うのはなんだけど…もっと癒せますように｡

>あの子の勉強用にと英数字１文字ずつパネルになってる物を買ったら『ぱ…ぱ、ま……ま』って必死に組み合わせる姿が可愛くてちょっと嬉しかった｡ムービーに撮ってあるから送る…な？仕事で煮詰まった時とかに見て欲しい｡出来上がった時の笑顔が凄く可愛いから｡

[返][削][編]

[戻][設定][管理]

WHOCARES.JP