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┗独立のその後を、ここに記す。

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1 :
03/27-07:24

「君の世話になるのが嫌なんだ!」
そうやって俺から独立して行ったあいつへ、全ての言葉を捧げる。

遠い未来でも構わない。いつかあいつが、俺の隣で昔のように笑ってくれて…この日記が思い出になれば、嬉しく思う。

ロ/ン/ド/ンより愛を込めて


○注意○
・大切な人への未練を、ただ吐き出していくだけの日記。幸せなやつは見ない方がいい。
・この日記は全体的に湿っている。それでも傘は差さないのが紳士だ!

[][一括削][]

3 :
03/28-08:03

お前はやっぱり可愛いな。世界一可愛い。お前を愛せるのなら、俺がこれから作る全てのスコーンをお前にやるよ。…べ、別に毎日お前のメシを作りたいだなんて、そんな訳あるかばかぁっ!!

「二番手でも三番手でもいいから愛して欲しいって、すがっちまいそうだ」って言った言葉がまるきりその通りになってる。
…俺の魔術にかかれば、未来予知も簡単ってことだな。

お前の心の、どんな小さなカケラでもいいから欲しい。じっくり温めて、俺の心臓にピッタリ合うようにふやかして使うからよ。

[][][]

2 :
03/27-07:47

「俺は兄さんが居なくても生きていけるし、兄さんは俺が居なくても生きていける。完全に一つになってしまうのではなくて、いつでも二人で並び立ってくれるお前が好きだ。」

遠い昔、何度もそうやって彼と語り合った。俺は優しくて、強くて勇ましくて、でも可愛くて、高潔で、誰より美しい兄貴が好きでたまらなかった。
互いが無くても生きていける、それでも必要としてくれる。そんなあの人が隣に居るのが誇らしかった。

その予想は大当たりで、分断された今現在、俺も兄貴も普段通りに生きている。兄貴はこの冬、露の極寒に晒されたようだが…電話ではなんでもないといった声色だったな。

俺もいつも通りだった。分断が起こったことはそれは悲しかったが、一人だって生きていけた。少しの違和感を無視すれば。

俺は他の奴らと話すたびに、兄さんの影を追ってはうじうじと思い悩むようになっていた。
俺は彼を何度も忘れようとした。
しかし、それはいつも無駄な努力に終わる。

誰かを愛しても、いつも物足りない。どんなに素敵な女性でも満たされない。

分断が起こってから、「ああ、こんなに好きだったんだ」と自覚してしまった。付き合っている頃から薄々思ってはいたけれど。…俺はやっぱり、どこのどんな人よりもお前がいいんだ。

兄さん、愛してる。ボ/ンに桜並木を作ったら、お前は見に来てくれるだろうか。

[][][]

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