Yahoo!ショッピング

一覧
恋人ごっこはもうお終い
 ┗59

59 :菊◇
07/10-19:29

#備忘録[二]駅のトイレで

お次のぷれいは満員電車を降りた後の続きです。なんせ私は興奮しただけで何も満足していませんからね。満足したのは痴漢さんだけです。
どうにも収まりのつかぬ股間を鞄で隠し、ぺんぺんのズボンを掴んで(※ハサミで切込みを入れられていて掴んでいなければパサッと落ちてしまう危険な状態です)トイレの個室に連れ込みます。

なお、このぷれい中は言葉を喋ったら負けという賭けをしていますので意思の疎通ができていません。

私には下心がありました。もちろんぺんぺんをこのまま帰せないという良心も僅かにはありましたが、しかしホイホイ個室まで連れ込まれたからには彼にもその気はあるだろうというなんとも下半身主体の思考で、必要以上に個室の鍵をしっかりと掛けました。
そんな私の気も知らず、彼は痴漢に汚された身を清めるばかり…痺れを切らした私は彼を便座に突き飛ばし、その体を跨いできょとんとしたお顔の前に股間の状態を突きつけました。
ぺんぺんははじめ顔を背けて嫌がりましたが、硬く欲情したそれをほっぺにぐりぐりとしてやると次第に諦めたようにおずおずとそれを取り出し遠慮がちにちろりと舌を出して(​──自 主 規 制​──)吐き出すことも飲み込むこともできずにそれを舌に乗せたまま困り顔で見上げてくる彼は実に可愛かったです。
そうこうしているうちにトイレは混んできまして外には不特定多数の人の気配。小便器の空き待ちの列が個室の前まで伸びてきているようでした。
今、声を上げたら不埒な行為がバレてしまう…そう思えば思うほどに悪戯心は燃え上がるもの。
どちらからともなく始まる嫌がらせの応酬に耐え抜き声を殺してその場を乗り切った私たちは少々冷静になって、痴漢に出されてしまった穢れを取り除くという当初の目的に取り掛かりました。
不快な記憶を掻き消すように乱暴に紙で拭かれたそこは赤く腫れていたので…またもぺんぺんは嫌がりましたが…いえまあ、今思えば嫌がるのも当たり前ですが…突き出させた尻に軟膏を塗ってあげます。
中までしっかりと塗らねば。消毒鎮痛のためであって疚しい気持ちはないのだ、応急手当だ。そう自分に言い聞かせますが股間の坊やは言う事を聞いてくれず、欲望の赴くまま無防備な腰を掴んで(​───自 主 規 制───)

結果、賭けは私の勝ちでした。
>「(ピピー!アウト!アウトです!検閲によりここのセリフは削除ですううー!)」
ぺんぺんは大方そういった意味の言葉を発して結局は外の紳士方の注意を引き、もはや開き直った私に激しく犯され、壁の向こうでヒソヒソと囁かれる好奇や侮蔑の声に頬を真っ赤に染めて羞恥に耐えながら果てるのでした。


おや?よくよく考えれば初めては電車ではなくてトイレでしたね。初の合体はこの時でした。…あぁ、あぁ。そういえば電車では初めての接吻をしました。声を封じる為ではありますが。
そう考えればきちんとABCの段階を踏んでいるではないですか。
清純派かっぷる、ですね(はにかみ)
>なんか電車の時より生々しくなってません?!もうちょっとぼかしましょう?!ぺんぺんが羞恥心で茹で上がります!茹でナズナになってしまいます!七草粥を食べる時期ではないですからね?!

[][][]



[][設定][管理]
WHOCARES.JP