一覧
┗
恋人ごっこはもうお終い
┗60
60 :
菊◇
07/10-19:29
#備忘録[三]駅前のホテルで
トイレに続きましてお次の舞台はホテルです。ええ、まさかの続きです。爺まだまだ元気です。
私は反省しました…流石に。痴漢に加担して楽しんでしまった上に嫌がる友人をトイレで無理矢理…アレしたわけですから、これは責任を取らなくてはいけません。
よれよれになった彼を連れて改札を抜け、とにかく少し落ち着いて休める場所へと入った先はネオンが煌びやかな可愛らしいホテルです。……ラブホテルとも言います。
しかし決して、決してこの時点で下心はなかったと断言しておきます。本当です。入った部屋がお医者さんごっこ部屋だったのは偶然の悪戯であって、誓ってわざとではありません。
オートロックの扉がガチャンと閉まればそこは密室、目の前にはやけに再現クオリティの高い診察室と全面ガラス張りの透け透けのバスルームが。…やはりその、そういう場所に二人きりになると…ねえ?ぱぶろふのわんちゃん状態だったわけですが。しかし罪悪感の方が遥かに勝っていましたので、見ないでくれと服を脱ぎ出すぺんぺんを視界に入れぬよう壁に向かって直立不動で待機していました。
すると心優しい彼は、一刻も早くお風呂に入りたかったでしょうに、涙目で萎縮した(※股間を除く)私を和ませようと小道具の白衣をそっと私の肩に羽織らせてくれたんです。少し恥ずかしそうに頬を染めて、先生ここが腫れて疼くんですなどと小芝居を打ちながら私の手を(── 自 主 規 制 ──)それはとてもぷっくりぷにぷにとしていて悩ましく私の理性を奪いました。
そんなことをされたらもう…お医者さんごっこを始めるしかないじゃないですか。それ以外の選択肢がありますか。いいえありませんよ。それはもう放たれた矢の如き速さで私は眼鏡と聴診器を装着しました。どこがお悪いのですか?などと問いかけながら胸の(乳首の)音を聞いてみたり、こ…これは!まさか…勃起…!?と、さも大変な病気であるかのようにシリアス顔をしてみたり、いけませんねぇぶっといお注射しないと淫乱が治りませんねぇと薄い本の記憶を頼りにDr.本田を演じきりました。恥じらいながらも興奮したぺんぺんは、
>「(ぺぺんぺーんぺんぺぺーーーん!)」
などと言いながら、…怒られるので詳細には言えませんが、とてもいやらしい淫語を連発して私をますます興奮させ、えっちなところは実に凄くえっちであり、最後にはお医者さんごっこをしている事など忘れて夢中で(── 自 主 規 制 ──)そして心地良い疲労と満足感の中で私は後悔しました。お注射しますよって…お薬注入しますよって…出る瞬間に言おうと思っていたのに、と。
抜粋した台詞は今回一番のお気に入りです。他にも色々漲る言葉をいただきましたが、これが一番興奮しました…ふふふ、まだ耳に残っていますよ。
[
返][
削][
編]
[
戻][
設定][
管理]