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恋人ごっこはもうお終い
 ┗66

66 :菊◇
07/19-19:21

#備忘録[五]恋人ごっこの初夜

これまで私と彼の関係は肉体によってのみ結ばれていました。ナウなヤング風に言えば『せっくすふれんど』というやつです。
ぺんぺんは恋に破れて傷ついた心を癒すため、私はただ単に暇と性欲を持て余していて。こういった関係の場合、私はあまり長い期間ひとつの寝所に留まらないようにしているのですが、しかし彼と共に過ごす時間はとても楽しく何よりも体の相性が抜群に良かったので…ふふ(てれっ)ぺんぺんに新たな恋が訪れるまで、慰めが必要でなくなるその時までは一緒にいようと約束したんです。
この時から私はぺんぺんを慰める道具になろうと決めました。何故なら私に情が移ってしまっては新しい恋など見つかりません。友達でもなく、恋仲でもなく、ただ彼の望む快楽を与える玩具になろうと。
全自動ピストン機能付き、電源要らずでエコ仕様のハイスペックOTNです。人型部分はただの付属品なのです。ぺんぺんがどういう気持ちであったのかはわかりませんが私はそういうつもりでした。

前述の通り(>>61参照)性欲以外の欲が芽生えた私は彼に新しい恋など訪れては嫌だと思い始めていました。心までも欲しくなってしまったのです。
しかし私たちは共に臆病者で、いつか終わりの時が来て傷つくのならばと恋仲になるのを恐れました。
それならば恋人ごっこをして遊びましょう。お別れしてもそれは遊びが終わっただけのこと…寂しくなんかないんです。私がそう言うと彼は笑ってむぎゅっと抱きついてきました。
斯くしてぺんぺんと私は恋人(仮)という関係になったのです。

恋人(仮)になって迎える初めての夜はただひたすら甘く幸福感に包まれたものにしようと私たちは決めました。
きちんとしたベッドでお互いに服を全部脱いで、今からセックスをしましょうねという合意のもとにまずは唇を重ねる。それだけの行為がとても恥ずかしく二人して初々しく照れました。だってこれまでの遊びはベッド外で着衣のまま無理矢理にというものばかりでしたからね?照れても仕方がないんです。
私はむしろこのような、その…お互いに求め合うセックス、と言いましょうか。その経験が乏しいので非常にまごつきましたが、…ふふふ。とても満たされた幸せな時間でした。
裸の肌と肌をぴったりとくっつけているのにその境界すらもどかしくて、もっと近くへ、いっそひとつになってしまいたいと抱き締め合って、汗ばんだ体温と一緒に愛おしさを伝え受け取り見つめ合って微笑んで。身も心もとろとろに溶けて混ざるような快感です。


『菊に全部あげる』


いつしか渇望していたこの言葉をもらった時は涙が出るほど嬉しかったんですよ。嬉しすぎて鼻水もちょっと出てたと思います。

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61 :菊◇
07/10-19:31

#備忘録[四]物憂げ団地妻とS川くん

#!まにあっく注意です!

人妻っていいですよねという雑談から我々の逞しい妄想力でむくむくと設定が膨らんだシチュエーションぷれいです。
夫に抱いてもらえぬ寂しさを紛らわすためにいけないお道具をカタログショッピングしてしまった人妻ぺんぺん。熟れた身体の疼きをひとり孤独に慰める彼の元に待ちに待った荷物が届きます。
玄関を開けるとそこには配送のお兄さんS川くん(本名:本田)が小箱を抱えて立っていましたがしかし、いつもの元気な声はなくどこか気まずそうな様子です。何故ならぼんやりほんのり誤魔化されるべき品名欄にはっきりとこう書かれていたからです。

電動アダルトグッズ【極太タイプ】

この綺麗な奥さんがこんなものを?…極太を?ドキドキが収まらぬS川くん。そして出迎えてくれた奥さんは今まさに致していたのだろうとバレバレのお色気溢れる風貌で…。若く元気なS川くんは我慢できませんでした。

   
W廿S廿)<こんなオモチャで遊ぶなら私とも遊んでくださいよ奥さんハァハァ旦那さんにはバレやしませんって寂しいんでしょう?御無沙汰なんでしょう?…え?イヤ?ヤらせてくれないならこの荷物お隣に誤配送しますよ?

W*廿妻廿)<だめ、そんな、私には夫が…あっダメそこは夫の、イヴァンだけのところなのにアッー…!

卑劣な脅しと共に押し付けられる熱く滾ったS川棒の誘惑、雄臭い汗のにおいに抱き締められて湧き上がる久しく忘れていた甘美な痺れ…。飢えた二人は禁断の甘い果実を貪りました。

その時、突如吹き抜けた凍てつく風と共に現れたるは恐怖の大男。予定外の早い帰宅で不倫の現場に出くわした旦那様は、怒りの形相でS川くんの首ねっこを掴んで愛する妻から引き剥がし、ばいおれんすな修羅場の末に間男の手足を拘束して夫婦の寝室に転がします。
追い縋る人妻ぺんぺんの弁解は聞き入れられず、間男に見せつけながらのお仕置きセックスが始まってしまいます。
怒り狂った夫は手始めに妻がこっそり購入した極太タイプのそれで〇〇〇〇を弄びながらパァンパァンと尻を叩いて(── 自 主 規 制 ──)そして人妻は恥ずかしいポーズで白き巨塔に後ろを貫かれS川くんのお口の中で(​── 自 主 規 制 ──)ついに2人の男に見つめられながら粗相をさせられ、直飲みされた上に咳き込んで零され、床をびしゃびしゃと濡らして尚止まらぬ屈辱の失禁に人妻ぺんぺんは咽び泣くのでした。



このぷれいの最中、私は興奮と共に激しい嫉妬心が燃え上がるのを感じていました。自ら夫役のイヴァンさんを召喚すると言っておきながらヤキモチを焼くなど幼稚で間抜けな話ですが…浮気相手として蚊帳の外に放り出され、夫婦のまぐわいを見せつけられ、自分ではない他の男に甘え媚びて股を開くぺんぺんをどうしても許せなかったんです。
半泣きでぷれいを終えた私はその後、どちらが良かったかとしつこく尋ねてぺんぺんを困らせました。鬱陶しかったと思います、実にすみません。
この時の感情の揺れ動きをきっかけに彼を私だけのものにしたいと思い始めました。

>あえて前半には触れない方向でいきましょう、ぺんぺんは学習するぺんぺん草なので余計なことは言いません。
>どちらが良い、という問いは、まぁ正直に言うと少々困りはしました。だって、どっちがいいかなんて言うんですよ?私が好きなのは菊さんです。どちらも菊さんなのに、選べませんよ。なので、少し困ってしまったことは事実です。ですが、鬱陶しいとは思いませんでしたよ。自分自身に嫉妬するだなんて、きゅんてしちゃうじゃないですか。
>……でもあれですね、ここでひとつ、本音を言っておきましょう。貴方が先日喜んでらっしゃった通りです。私…この菊さんとの触れ合いのとき、とても興奮していたんです…。つまりはその、あの、そ、そういうことなのです。ぺんぺんは…多少強引な方が…ぺぺんとなってしまうのです…(ぺぺんぺん)