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No nAme
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9 :
英
09/14-03:41
二日酔いに近い状態で納期の迫った書類をギリギリまで粘って仕上げる苦行を繰り返すのは流石に疲れたな。お陰で帰って直ぐに寝ちまった。起きたら既に日が沈んでいる所か、短針が天を向いてそのまま通り過ぎた後みたいだな。
一日を無駄にした様な気がしなくもないが、疲れたもんは仕方がないよな。例え起きたら半裸だったとしても。
半裸のまま転がっていたとしても。
情けを掛けてもらったのか、股間と腹を隠す様にタオルケットが掛かっていたのが更に哀愁を誘った。
……なんでだよ！！？スーツ脱いだ記憶ねぇぞ？！妖精さんの悪戯か？？！
言わずもがな、起きて最初に確認したのはケツの安否と愛銃の調子だよな。
ケツは平和そのままだったが、愛銃は湿気ているらしい。後でメンテナンスしてやらねぇとな。雨が降っているから、晴れた日にでも。
起きたら隣に全裸の美女が！！みたいな少年漫画か安っぽいAVみたいな展開は現実には搭載されちゃいないらしいぜ。
さて、そろそろ終いだ。夢への案内には青い瞳のTedに願おうか。此奴は俺のじゃあないんだ。誰のかって聞かれても…さあな。誰のだったか。
テディベアを抱いて寝るのは俺ん家の子か、俺だって相場は決まっているんだけどな。
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