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Alstroemeria
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43 :
Arthur Kirkland
01/26-07:06
[] 2019.1.26 06:43 []
(ふきふき)
懐古主義はお手の物だ。
良い事か悪い事かなんてそんな物はどうでも良い。
ただ、俺の手をすり抜けて行く記憶が次から次へと溢れて止まらなくなっただけ。
──と書くとまるで振られたように思うが別にそんなこたあない。寧ろその逆。
誰の目にも触れられないように監禁してしまった。
扉は開け放して有るが鎖に繋いでいるから逃げられない。
彼奴は逃げようともしないが。
それでも閉じ込めるという一つの行為に安寧を感じる俺達は確かな繋がりが欲しくて堪らないのだろう。
飽く事無く暴いた身体は俺で無いと満足出来ない程に開発され、少しでも俺の気配が離れると取り乱す。
調教と刷り込みを与えに与えた結果で、その出来栄えはまずまず。
…さて、それが手から零れ落ちたらどうなるのやら。
という夢を見た。
キチガイのように狂い叫ぶ俺を遠い目で見ていたのは誰なんだ。いいや、間違いなく俺だった。
うん?俺はいつの間に分身したんだろうな。分身したなら3Pも容易い。
手首まで突っ込んでも喘いで悦ぶ彼奴ならち×ぽの二本ぐらい余裕だろう。間違いない。
心配しなさんな、俺は彼奴を手放さない。そうだろ?俺。
こんな事書いてると一人遊びに見える哀しい現実。そもそも、虚実なんざ誰も本質が解らない。好きに綴るが手記だろうさ。
彼奴がまだこの手記を見てるのかは別として。
偶には里帰りって奴だ。なあ?
鳥籠に捕らえた鳥は、今度は翼をもがれるのだろうな。
可哀想に。いや、それを望んでるならおめでとう、か。
彼奴は気が触れた主人に飼われて幸せそうだぜ。何より。
最高のメリーバッドエンドだろ?
俺に彼奴をくれて有難う。かみさま。…居るのかはしらねえけどな。
I love you.
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