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Edelweiss
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4 :
独◇
10/15-18:33
#No.2
1は切れ端に書いていた拙い報告書だ、時間を空けずに書き綴る事を許してほしい。
>--------
あの人に出会う前はどうだったかと考えていた。
考えたところで過去が変わるわけじゃない、だが一度考え出したら止まらなくなっていたのは確かだ。あの日、あの人を見つけた時。当然俺は同じ様に『誰か』を探そうとしていた。それは兄か、はたまた弟か、近隣か遠方か、関係なくただ居もしない・姿すら分からない『誰か』を探していた。
ああ、捜していたに近いな。『誰』とは分からないが、『誰か』を捜していたんだから。勿論俺自身も欲していたわけだ、だから渇望に近い状態だった気がする。
割り切り過ぎだと言われた事もある、取り付く島もないとも、だが俺はかなり甘いと自負しているからよく分からなくなる。先日あの人に伝えたとある人が俺に似ていると言われた経緯は、此処へ繋がってくるんだ。今はどうなんだと考えたが、以前同様の事を言われたから変わらないんだろう。
>感情を持て余す。
俺が一番気にするのは好いた相手から好かれるかどうかだ。その為に俺は臆病にもなる。
あの人に出会ってから臆病風に吹かれているのではないだろうか。あの人に好かれたい一心で、だが変わることなんて中々出来なくて愛情も不器用にしか伝える事が出来ない。あの人が笑った顔が何よりも好きなんだ、あんなにも愛しいと思う事はそう無いんだろう。それだけの奇跡を貰いながら、俺はその奇跡に対してこの想いを表現しあぐねている。こう言ってしまったらダメだろうか、なんてな。
この間も臆病過ぎてとある事を手段に取ってしまい、その結果があの人を泣かせる事になった。泣かせまいとしていた筈がこのザマだ、反省点を挙げて今後同様の事をしないようにしたい。
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