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$ブンセキ!考察!ケイカク!実行!
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425 :
米
07/21-06:11
# {date:2010/11/14;}{type:分析;}{autor:米;} のつづき
その最中、はちみつを接着剤にして掌にあるものの粉末をべったりつけて、それでアーサーの口を塞ぎながら挿入してあげた。空気をもとめてふがふが言うたびに余計強く掌を押し付けたんだ。ただし、はちみつを舐めた時だけは力を抜いて息をさせてあげるようにした。
そうすると、すぐに学習して、一生懸命舐め回してくれるようになった。しまいには手をわざと離しても必死に舌を伸ばすほどになったんだぞ!かわいいなー喉が渇いた猫みたいだ。
目がだんだんトロンとしてきて、イクときなんかもう白目ぎりぎりのアヘ顔なっちゃってたんだけど、それもまた俺にはたまらない興奮材料だったよ!俺が耳元でささやいた単語を馬鹿みたいに連呼して叫んだりして。あ~~~っっ!!!ほんとにそそるなぁ、君は!
そんなことを毎日続けたら、一週間目くらいからジャンキーの症状が出てきた。
>英「はちみつのあれをしよう?」
って自分から言ってくるようになったんだ。
あれをするとお腹が減らなくなるんだって。確かに君、痩せたよね。肋がくっきり浮かんでてすごくかわいいよ。俺、大好きなんだ、こういう不健康に骨ばった体。
それから、何時間も密着してイチャイチャしたあとに、いきなり部屋に一人で放置するなんてこともした。
首輪をつけてあげてたからあんまり動けないはずだったんだけど、帰ると部屋がめちゃくちゃになってて、泣きながら俺に抱きついちゃ「どこに行ってたんだ」とか「一人にしないで」って言うんだ。
真っ青な唇なのに強くかみすぎたところから血が滲んでて、あの不気味な色にはほんとにゾクゾクしたなあ。
お兄ちゃん、て呼んであげる事もあった。
そうすると頭が混乱するのか、喋り方も滅茶苦茶になったりして。どんどんアーサーが壊れていくのが可愛くて。
でも壊れたままではいられないから、なんとかもう一度組み立てようとするんだよね。その継ぎ目の隙間に俺への依存を淡々と押し込んでいった。
もう俺なしではいられないように。俺の幸せが、そのままアーサーの幸せになるように。
>こんな生活がずっと続くかなと思った矢先。
思ったより長かったなぁ。
そして同時に、君が一個人の感情でなく、総意の産物なんだとよく感じる。
誰が告げ口したのかな、全く。
だくだくと流れる血。
比例して、下がっていく一緒に血圧、体温。
それを感じながら妙な事を思い出したよ。
あれは確か、B級ホラーの話で…
珍しく君がポルノ絡みの話をしてくれたんだ。
そのネタが最低で、雄のペニスは死に際が一番固くなるとかどうとか、くだらない事、言ってたじゃないか…
#完はここでおしまい。
{BGM:The Kil_l_ers/Som_ebody Tol_d M_e ここは天国じゃないって言い聞かせるフレーズがかっこいい!終わりがあるもののカウントダウンを急かすような音もいい。色でいうなら版ズレを鼓膜で起こされたようなバッキングのおかげでついトリップしちゃうんだぞ}
>(急展開をするなら君が行動を、と先に打ち合わせしていたから、俺としては実はその瞬間がずっと楽しみだったりしたんだけど)
ある日突然俺は、アーサーから依頼を受けた誰かに背中を刺されたんだ。心臓を一突き。アーサーらしい人選で嬉しかったな。あっさり過ぎるのもよかった。こんな俺らしくない展開には、本当にぴったりだったよ。
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