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ultimatum.
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122 :
Arthur.K&Gilbert.B
11/09-17:26
第二幕、彼奴とのコウカンニッキが始まった、まるで冬を凌ぐ為の籠城。
>取り敢えず俺様は“此処”でコイツと冬眠と名付けた冬籠りをするらしい。
逃げ道の突き当たりで二人は顔を見合わせる、食糧が尽きたら如何しようか。
>俺が贄に為ればお前は助かるだろうか。とか、お前の答えを濁さず聞きたかったけどな。
俺は迷わず、──…と。声を大にしては言えない趣向がバレてしまうから話を変えよう。重要なお知らせがある。
どうか知って置いて欲しい、甘やかされて居るのは俺の方。このアルビノは牙と爪を自ら折って、淡い金の晴れ間を雨の大地に連れて来る上物だ。
>相変わらず過大評価してんな。俺様の価値はその辺の野良と何ら変わりねェよ。変わってるとしたら彼奴やお前の存在に因って、だろうぜ。
>(なんか、無駄に偉そうだな俺。)
いつも通りだろ、俺が気に召すお前。お前が俺に対してもそうなら尚の事、上等だ。
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