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ultimatum.
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Arthur.K
08/01-08:34
俺の淹れた紅茶を飲みながらアルは言う。また彼女から連絡があったんだ。しかも予想通りの。構って欲しいわ、寂しいの、って。仮にも彼女には彼氏が居るのにそれを元彼の俺に言うってどうなんだい?彼氏を煽りたいなら他所を使って欲しいよ。俺だって大切な人が居るんだ、彼女に構うならその人を構うし愛してる。そもそも付き合ってたかどうかも怪しくて、それを私、この人と付き合ってたの、って言い触らす事自体が─…
忙しなく口を動かした後、不意に止まったかと思うとカップに口を付けて深く息を吐いた。
彼女が何をしたいのか分からない。アーサー、君ならどうする?無垢に見える瞳が問い掛ける。
さぁな、俺は別れた奴の前からは姿を消してきた。そんな例は初めてだ。アイツは苦い顔をして、また深く息を吐いた。
引っ越した方が早いかな。いいんじゃないか?あぁ、でも、それも面倒だなぁ。
>星が嘲笑うかのように瞬き始める。
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