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折れる
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208 :
米
09/15-16:22
俺がここで存在証明を示すのは、世界の根っこが終わりを告げてこの場所が切り離されてしまっているからだ。俺はここに立っているけど、それを証明出来るひとや世界は誰もいない。いわゆるシュレディンガー!
久方振りに開いたアルバムは湿っぽくて、当時のことを考えるとむず痒いような心地になる。あの頃はまるで恋をしたばかりのティーンエイジャーのように、一つ揺らげばその度ベッドを転がっては枕の形を捩ったりしてたっけ。してたっけ? まあ、細かいところは脚色でひとつ!
記録になった事象を並べて、過ぎ去った季節を眺める。容易く畳むことが出来るくらいに遠くまで伸びたメモリを指先でなぞっても、別にオッサンたちじゃあないから「あの頃は良かったな」なんて感傷に浸ったりはしないけれど。
あの時綴った感情は、今となってはタイムカプセルにも似てる。埋められた記録の海から取り出したこいつを、コーラとポテトでも楽しみながら俺は読み進めることにする。
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