∥Quod Erat Demonstrandum∥

一覧
┗∥Quod Erat Demonstrandum∥(25-29/49)

29 :日
06/04-11:29

あの人も、この人も、大切な人を見つけた。私以外のところに、今日も行くのでしょうね。
寂しい。けど、喜ぶべきこと、なのかもしれません。喜ばねば、いけないのかもしれません。なんにせよ笑えてる貴方を見れるのだから。

>…………そして、一人。
私は何を想おうか。一人残った箱の片隅に遺された残骸は、今までのきらきらとした思い出だと言うのに。それに縋ってしまえば私はたちまち懐古主義者。現在からの逃走者。

惨めや惨め。
憐れや哀れ。
一人では、いたくないです。
寂しさを知った私は一人ではいられない。

また蘇る放浪癖。
いっそ海の漣にでも流されてしまえれば……――――
>世#界は孤独に厳しい

[返][削][編]

28 :日
06/04-11:29

たかが一年、されど一年。
長く短く、浅く深く。
短いからとて浅いわけではなく、長いからとて深いわけでもない。
そんな一年をただ淡と過ごし、ここにいる。

もう、いいかもしれない。十分でしょう。長時間したゲームをセーブをせずにリセットするような感覚。

全て全て綺麗さっぱりと終わらせてしまえば。
この関係はボタン一つ、それさえすればもう二度と私と貴方は会うことはないでしょう。

>……―――そのボタンを押せない私は、臆病者でしょうか…？

[返][削][編]

27 :仏◇
06/04-11:28

名前も知らない。声も知らない。顔なんて見る機会もなかった。

それでもずっと、恋してる。

約一年前、俺が暇な一夜を過ごす相手をよく探していた時にそいつは現れた。
｢俺もな、暇やねん｣
話した内容は覚えてない。ただひどく、その時惹かれたことだけは覚えてる。去るもの追わずを貫く俺が初めて追いたくなった相手は一夜限りで出会った相手。

翌日に振るえた携帯は見知らぬアドレス。昨日一日中話した、あいつから。
｢メールしてええんか迷ったけどな、もうちょっとお前と話したいんや｣
今思えばもうこの時から、好きだったのかもしれない。
嬉しくて嬉しくてすぐに返事した｢ありがとう｣。｢俺もお前と話したかった｣。

始まった関係は深くとも簡素だったように思う。

お互いの価値観、恋愛観、最低な部分、もう一人の自分。どれも誰にも話したこともないことを素直に吐き出せた。会って間もないのに昔馴染みのように。
けど俺はあいつのことを知らなかった。
顔も、声も、年齢も。アドレスすらも仮のもので、唯一知ってるのは住んでいる地方。
そして、誰よりも孤独であることだけ。

そんなあいつに惹かれて、恋して、自分で終止符を打った。

｢顔も知らんのに好きになるとか、そんな感情がわからへん｣
いつだったか、俺が呟いた言葉にそう同意したあいつ。
俺も信じられなかったし、理解しがたいことだった。メールでやり取りしだして一週間二週間そこらで告白をすることとか、相手に全面的な信用を置くところも全部がニセモノな気がして、言われる度に嫌気がさしてた。
だからこそ自分のこの感情はニセモノだと思った。そっと封をして奥にしまいこんだ。

｢さようなら｣

ただ一言を告げるのに何時間使ったかわからない。メールを送る指すら震えてた。

苦しい
(傍にいたい)
伝えたい
(嫌われたくない)

でも、もうおしまい。

>(この先のページは滲んで読めない)

色んな想いが交差する中、臆病な俺がとった行動はその手を離すことだった。
あいつが俺の勧めた小説を好きになってくれて、追い付かれないように必死に読み進めたこと。
メールのくる時間帯が夜中だったからその時間まで頑張って起きてたこと。
重く思われないように返信する時間に間を空けてたこと。
送った後は呆気ないもので、涙も流れなかった。

>ずっとあなたが好きでした。

言えない言葉は今も胸の中に。
いつかもし会えたら笑い話として言えるだろうか。あの時お前が好きだったって。お前は笑い飛ばしてくれるだろうか、気付かんかった。って、もしくは知らんぷりしてたって。

キラキラと輝く思い出は時に俺を苦しめるけど、今もお前に会えたことだけは後悔できない。
大好きだったよ、アントーニョ。

[返][削][編]

26 :仏
05/18-15:01

俺は多分、今頑張れない。

甘やかされたいし大丈夫だって言って欲しいし柄じゃないけど泣きわめきたい。

でも、俺はどれも言わないし頑張ると思う。

くだらない意地だけど、それが俺だから。

[返][削][編]

25 :日
05/01-05:58

#あの方に追い付きたい。

羨望であり、憧れであり、目標であり、尊敬であり、嫉妬。

>しかしそれは決して恋心ではない。

思いを履き違えてるようでならない。自身の感情を取り違えてしまっている。今までそういう相手がいらっしゃらなかったのか、処理できない感情に適当に当て嵌めた、当て嵌めてしまった間違った答え。

有能という言葉は差別でしかないのをお忘れなく。

[返][削][編]

▲|前|次|1-|新|検|書込

[戻][設定][管理]