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Cockaigne
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59 :
英
09/02-00:24
夜が長くてどうすればいいのか分からなくなりそうだ、…溜息しか出ないし会いに行くのも一歩踏み出すのは可能だけどそれで傷付けるんじゃねぇかって怖くて堪らない。結局俺が臆病なのかもしれないけど、この時間にいつも何をしていたのか思い出して時間潰しでもと思ってもあいつのアドレスを開くぐらいしか出来なくて情けない。
幸せで嬉しくて大好きだったお前がくれる言葉も、変に勘繰りそうになる自分が嫌だ。今日も好きだって、お前の言葉が明日には全部過去のものになるんじゃないかとか、今は好きだけど、って含みにしか取れなくて狂いそうになる。別れの日を引き伸ばしてるだけで何も変わらないよってスタンスだとしても、結果としてこんなにもぎくしゃくしてんのは、十分な変化なんだよな。お前がくれる変化をあんなにも嬉しいと思ってたのが嘘みたいに今は怖くて落ち着かない。何もしてないのに涙が出るとかもう情けなくて笑える。あいつの中にあった愛情を本当にあったのかなんて疑ったりはしないし、それは真実だと思ってるが…それはどうなったんだろうな。俺の中ではいまでも現在進行形の状態で積み重ねられて、その中に灰色に染まった不安や困惑が混じってるけど、それでも…変わらずに有り続けるんだが、あいつの中はどうなんだろう。もう過去形になったのか完結した事なのか、それとも結晶のように固まって整理整頓される記憶か思い出として片付けられたのか…
前にあいつにぽろっと零したような気もしなくもないが、本当に心が不安定になるとペンを手にしてる気がする。満ち足りてる時は日記の存在は頭にあっても表紙を撫でるだけで、あいつの日記を読み返して心が温かくなってそれで満足してペンに埃が溜まってても気にしないのに、心が揺らいでるとあいつに直接投げ掛けられない言葉をがりがりと書き殴ってる気がする。
結局は俺があいつの顔を見ながら腹にナイフを埋め込めないだけで、背中から切りつけてるだけのような気もするんだが…本当に気分を害してたら申し訳なくて、どうして自分から嫌われにいくんだって自分でも呆れてる。汚くて醜くて浅ましいだけの感情なんてあいつに見て欲しくないのに、気付いてって愚図ってる餓鬼と何も変わらない行為なんだよな、これ。
お互いに悪癖だって自覚して指摘してる謝罪ばっかり言い合ってる気がする。
名前を呼ぶのも躊躇う、(ぎゅ)とか(すり)とか、そんなのですら気分を害すんじゃないかって思うとすげぇ淡々とした素っ気無いもんしか声を掛けられなくて、……
これを上げて相手の目に触れさせんのも、なんか…どうすればいいのか分からないから適当に確保するか…
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