僕がヒーローになれるまで◇

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┗僕がヒーローになれるまで◇(2-6/6)

6 :加
11/01-17:10

今日こそがんばるよ！クマ一郎さん！僕がやれることを、精一杯やればいいんだよ！……あれ、やれることなんかあったかな。ねぇ、クマ一郎さん。

>ねぇ、兄弟。…君はどうやってヒーローになれたんだい？
>…やっぱり僕にはその資格はないの？

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5 :加
10/31-18:01

クマ三郎さん…稽古…お休みだったよ…(赤面)
…でも、お願い通り、笑顔で１日過ごせたね。頑張って稽古場行けたし…。…うん。頑張った！…頑張った…よね？

…ねぇ、クマ三郎さん。ちょっとはアルに近付けたかな？…ん？すごくじゃないよ。…ええと。１mmくらいは。だよ。

よーし！明日も頑張るぞー！

今日はアーサーさんの食事当番だから、たくさんご飯食べれるね！…ふふ、今日はどんな失敗しちゃってるのかなぁ…。お腹すいた！

[返][削][編]

4 :加
10/31-16:15

>稽古の時間が近付いてくる。

…クマ五郎さん。すごく怖いよ。…力を貸してくれないかい。今日も無事に笑えるように、無事に終われるように祈ってて。

>稽古場の近く。

頑張れますように。頑張れますように。頑張れますように。頑張れますように。
僕のことをみんなが悪いものと思いませんように。
しゃんと立てますように。

[返][削][編]

3 :加
10/31-15:02

>Trick or treat！

今日はハロウィンですね！皆さんの家ではハロウィンはどうお過ごしですか？

僕の家では、父さんが…アーサーさんが好きなので毎年凝ったものをやります。
仮装をして、近所の小さい子達のためにお菓子を用意してあげるのはとても楽しいです。…まあ、今日も演劇部の稽古でとてもハロウィンではしゃげる状態じゃないのですが…くすん。
アルフレッドは、もう子供じゃないからってあまり乗り気ではないみたいなんですが、今年は僕の代わりに頑張ってくれるみたいです。
アルのやつ、冷たいことたくさん言うけど、父さんの喜ぶ顔が大好きなんですよ。素直じゃないんだから(笑)

実は数日、アルバイトを理由に稽古サボってしまっていて…久し振りに顔を出すんですが…。…はぁ、ちゃんと出てれば良かったよ…。気まずい…。

今日はどれくらい怒られるんだろう…。(ぶるっ)…想像したくないや…。

[返][削][編]

2 :加
10/31-11:21

はじめまして。僕はマシュー。
地元の少し大きな学校に通っています。
二人の父さん、双子の兄弟がいて、
兄弟は学園ではとても有名です。何でも出来て、ヒーローみたい。…自慢の兄弟です。
僕はそんな兄弟とは全然違って、何も出来ないですけど…。

僕の父さんはゲ/イカップルです。…僕達は小さいときに彼らに引き取られました。
ひとりはアーサーさん。怒ると怖いけど、寂しがり屋さんで可愛いひとです。アルとよく間違えられるけど、すごく愛してくれる人です。
もうひとりはフランシスさん。メイプルシロップみたいな笑顔の、髭が格好いいひとです。優しくて、ご飯がすごく美味しいんだ。
フランシスさんは僕がどこにいてもちゃんと気付いてくれます。すごいひとなんだよ。
…あ、あとクマ八郎さん。父さん達がちいさい頃にくれたぬいぐるみです。僕のお友達。
すごい家族の中に僕はいます。僕は普通の学生です。何も得意な事もありません。…自慢なのは素敵な家族がいることくらい。

…あ、

そんな僕は、今成り行きで演劇部にいます。
小さい役なんだけれど、人手が無いって。…うまく断りきれなくて。
最近は、授業が終わったら稽古の毎日。恥ずかしいけど、いつも怒られてます。
期待はしてないと良く言われます。何も出来ないから。…だから邪魔だけはしないように頑張りたいです。

…実は、…父さん達には言わないで下さいね。…学校とか、稽古とか…黙ってサボったりもします。仲のいいひともいないし、…居場所もないから、行くのが辛くて…。頑張ろうと思うんですけど、なかなか…。ハハハ。

そんな僕の夢は、兄弟みたいに、格好いいヒーローになることです。
こんな弱虫がヒーローになるなんて笑っちゃいますよね。

この日記は、そんな僕が書く、ちょっと弱虫な日記です。

この日記がいっぱいになる頃、僕もちょっとはヒーローっぽくなってるといいけれど。

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