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┗うたかたのうた
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1 :
イヴァン・ブラギンスキ◇
11/29-09:53
人魚姫の結末を選ぶ。
>  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
>>2,00
.
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5 :
ロヴィーノ
12/01-07:58
もうすぐ流星群なんだってよ。なあ、お前はもう星を見に行かないのか?以前は俺に振り回されて無理矢理連れ出したけど綺麗だっただろ、今度は誰とその綺麗な星を見るんだ。ホワイトバレンタインも流星群も月見も全部今度は俺じゃない誰かと共有して綺麗だねなんて笑いあうんだろ?正直すげぇ苦しいよちくしょーめ。あの綺麗な思い出は切り取られてきっとゴミ箱に捨てられた、俺だけが未練がましく持ってんだ。捨てられねーんだよ、捨てたくねぇんだよ。なあフランシス、お前は今誰にも傷付けられることなく愛されてるのか?お前の倖せは望めないけどそれでも元気でいて欲しいと思う、俺の手元にはもう綺麗事しか残ってないからお前に会う術も無いけど。きっと会ったところでお前は俺を忘れてるけど。俺はまだ忘れられそうにねーんだ、だからもうしばらくはここに綺麗事を散りばめていこうと思う。完成することはないけどきっと見付かることもねーこの場所ならまだ強がっていられるんだ、好きだったを好きだって言い換えても許される気がしてんだよ。なあ…好きだ、本当に好きだよ。だけどこの感情は知らなくていい、お前の国みたいに綺麗な場所の墓地に埋まれりゃそれだけで十分だ。十分だと思わせろ。
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4 :
アーサー
11/29-10:29
ごめんな、と謝れれば良かった。綺麗な形で終わらせたいという願いは叶えてやれずに今はもうお前がいない台所で俺は何度もスコーンを作っては捨てる、文句を言いながら必死になってマシューと食べてる姿を思い出して俺は笑うしかなかった。ばかだなあ、本当は不味いんだって知ってたよ。だけどお前らが美味しそうに食べてくれるから作ることを止めたくなかったんだ。アーサー、と名前を呼んで皿を差し出す姿に夢を見てたんだよ。俺を守ると意気込む姿がいつも羨ましく思ってたなんて言えなかったけれど。なあアルフレッド、お前は確かに俺のヒーローだったんだ。お前に必要とされることで自分自身とお前を利用して立っていたこの場所はきっと最初から壊れていたんだと思う。それでも何とかなるなんて綺麗事を吐き出せたのはお前らがそばで笑っていたからなんだよ。割れた玉子は元には戻れない、垂れ流した記憶は完璧さを持たない。いつか捏造して綺麗なだけの無意味なそれに変わっていくんだろう。それを知っていて尚この場所で立っている俺はただここから動けないだけだ。そうやって今日も俺は台所に立つ、焦げた匂いといつか運ばれてくる珈琲とメイプルの匂いを盲信して一つ一つ丁寧に作り上げるんだ。
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3 :
フェリシアーノ
11/29-10:16
お前と離れてから数ヵ月経ったんだと気付いたのはつい昨日のことで寂れたピンキーリングが少し緩くなってきたのがキッカケだった、最初はあんなに綺麗だった銀色はところどころ茶色にまみれて表面がざらざらしてる。一度は血に濡れたからきっとその時からこれは綺麗じゃなくなったんだね、キラキラしていたような気がするのにそれがどんな風に綺麗だったかすら思い出せない。極上のベッラが振る舞う優しい指先のようだったかもしれないし王子さまが手掛けたたった一つの薔薇のように純粋無垢だったかもしれない。それを知る術はもう無いけれど俺の小指はリングを外せずにいるんだ、引き抜こうと思えば簡単にすり抜けちゃうのに俺は指先に力を込めない。なのにお前に対する愛情はきっともうどこにもなくて愛されてた記憶すら今はどこかに置き去りにしちゃったんだよ。捨てた場所は思い出せないのにそれでもどうせなら捨てた場所は海がいいななんてぼんやり思う、綺麗なクリアブルーの海に捨てたんだと思えば少しだけ悲しい思いも綺麗事で片付けられそうな気がするんだ。綺麗事が嫌いなお前はいつものように眉間に皺を寄せて怒るのかもしれないね、けどそれすらきっとどこにも残らないの。
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2 :
イヴァン・ブラギンスキ◇
11/29-09:58
ここは>>>1873番目の悲しい童話。
>規約は守るよ
>*が付く時は小さい僕らだからね
>捏造・平仮名多用のページがあるよ
>交流は嬉しいけど反応は遅いかも
>乱入はごめんね
>時々上司の話が出るから注意
>ここには悲しいお話しかないんだ
随時更新。
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