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俺は夢みる素敵紳士。
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7 :
英◇
03/21-22:44
#若干ホラー体験注意
#自然探索コースその5(離れ小島)
・山道を抜けると海に出る。
・瓦礫のような石の上を飛び渡るように進むと離れ小島に渡れる。
・青く透き通った海に白い瓦礫、緑の芝生の中に咲く黄色い花の群れ。
・なるほどここが別名ラ*ピュ*タと呼ばれる訳が解る。
・美しい光景を前に一時の癒やしタイム。
・だが楽しい時間はそう長くは続かなかった。
#自然探索コースその6(岩道の向こうの洞窟)
・人の手の加えられていないありのままの自然。
・かなりでかい岩がゴロゴロしてるんだが、足場が悪いそこを忍者のように飛び渡り進む。
・人の顔のような模様の岩。
・かなり時間をかけて進むと洞窟がある。
・人一人入るのがやっとな薄暗く小さな洞窟。
・英『なあもう充分痛い目見たろ、そろそろ帰…』
・仏『お兄さんの野生の本能が疼くの(スタスタ)』
・ちくしょう!!
・仏に続き俺も洞窟の中へ。
・仏『うわ、うわあ!坊ちゃん戻って!早く!』
・俺『!!?』
・今までに無く焦った声の仏に急かされるまま足場の悪い洞窟を出る。
・俺『な、なんだよ、何があったんだよ…』
・仏『…洞窟を進んでさ、薄暗い中で、なんかあるなーって覗いてみたのよ。そしたらポツンと一つだけ、
#墓石があった。』
・その場からダッシュで逃げたいのに足場が悪く少しの距離さえかなりの時間がかかるこの辛さ!
・しかも帰る時行きより海が満ち潮になっていて通れない。
・このままじゃ本当に帰れなくなると足を濡らしながら必死に帰路につく。
・来た道を戻ること一時間半
・こうして俺たちの無人島恐怖の自然探索ツアーは終わった。
さて今回旅行に至った事の経緯を説明すると、
12年間仲良くやって来た面子が来月からバラバラになるからだ。
仏は仕事で地方に、
西は夢を追い東の地に、
普は逆境に流され今は少し遠距離に、
そして俺は一人この場に。
こんなに長い間一緒にいたのに、旅行や遠出を一度もしなかったなあと、最後に思い出作りの地に選ばれたのがこの無人島だった。
だが西は仕事の都合で無理に、
普も逆境の都合で無理になり、
とりあえず二人で思い出作るかと俺と仏で旅に出た。
戻って来て夜からはみんなで集まって呑めるしなと言うことでな。
そいつらとはほんと色々あってな、
普は全員に借りた金を持って一度逃げて、残された面子で俺たちの友情は金に負けたと嘆いたし
西は変な宗教にはまり俺に洗脳DVDを見せたり、高額の品を売りつけてきて、俺たちは奴の目にカモとしてしか映らなくなったと嘆いたし、
でもそのたび、
今はそういう波が来てるんだと、
逃げず動じず信じて待っていればきっと収まるよという仏の言葉に諭され、信じて待って今。
4人笑顔で集まれた。
俺は最後に、遠く離れても繋がっていれるようにと、らしくもなくお揃いのイニシャルストラップを手作りしてみたりした。
そして帰り際。
皆にストラップを渡し、感動のシーンだ。
そこで今日一日散々恐怖体験をした後だが、その日一番の衝撃を受ける事となる。。
西『あんなあ、何か言いにくかってんけどな、俺東に行くんもうちょい先になってん(てへ)』
>えっ
普『実は俺様も…ゴタゴタが落ち着いて来たから、近いうちに戻って来る事になってな(たは)』
>は、
仏『いや実はお兄さんもさぁ、ほんとはもうしばらくこっちにいれるのよね(きゃは)』
>いやいやいやいや、
#お ま え ら !!!!
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