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俺の頭上でトマトが怒鳴る
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11 :
普
06/25-05:43
>お前に剣を突き刺す日が来るなんて本当は考えたくなかった。
>可愛い俺のBruder.
お前をここまで育て上げてお前に何もかも教えた俺が唯一教えなかったのは"兄弟への剣の向け方"だったな。
そいつを今から教えてお前が吸収して、初めてお前は俺を超える。
>可愛い俺のBruder.
剣を握る俺様の手が震えていたならそれは真似するな。お前には余計なことは学ぶなと散々教育してきたつもりだ。
選択する権利はお前にある、だが少し考えればそれが必要か不要か分かるはずだ。
>可愛い俺のBruder.
今までの何もかもがお前と俺の足枷になって随分と長い間俺らは動けずにいた。だから足枷が取れたらまずは走れ。走るんだ。行ける所まで、何処までも、俺様が見えなくなるまで。
お前は自由に走っていけ、俺様もすぐ走る。
お前が見えない別の方向に。
>可愛い俺のBruder,
ずっとお前を_せるものだと何処かで錯覚していたお兄様の罪はずっと重い。本当は心の奥底でそんなの不可能だと知りながら、一時の俺の心の拠り所にお前を使っちまった。
なぁBruder,俺はお前の肩を刺すつもりだ。何処を刺してもお前の血が出ちまうんだったらいっそ抑えて走りやすい腕を狙う。
#だから願わくば、お前は俺の心臓を突き刺せ。
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