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何度も貴方に恋をする
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6 :
瑞
06/12-04:25
今夜日誌を綴るのは我輩である。
連日貴様と言葉を交わし随分と腑抜けた顔をしている此奴の根性を叩き直してやりたい所ではあるが、我輩も鬼ではない。
国務に支障を来さねば良しとしようではないか。
それ位の根性は持ち合わせているのであろう?
寧ろ心配なのは此奴等では無く…
>兄さま、兄さま。それ以上は野暮ではありませんか?
む…、そうか?
>はい、お二方とも立派な大人ですから心配は無用と思います。
いや、然しだ…(もごもご)
>お気を悪くしないで下さいまし。兄さまはお二人を愛おしく思うからこそ、心配なさっているのです。
>ですからどうぞお身体にだけは気を付けて下さいまし。
…貴様が此処を覗いているか分からぬ状態では自己満足に変わりはないが、列が言った通り我輩なりに心配をしておるのだ。
諄いと言わず、愛するが為臆病者に成り下がる我輩達を許せ。
Gute Nacht.
>Gute Nacht.
#(――おやすみなさい――)
Mein Schatz.
>Mein Schatz.
#(――我が愛し子よ――)
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