うちのこ一番可愛い。

18 :日◇
02/25-20:05

さて、2月25日は私の愛しの息子の四十九日でありました。
遺骨を納めご供養して頂いている動物観音へ赴き、立派な法要を挙げていただくことが出来ました。
尼僧からの説法によりますと、私の息子は初七日からの中陰を経て四十九日の満中陰に到り、菩薩に手を引かれながら白道を渡り極楽浄土へ向かうのだそうです。

一度繋がった縁は、今ある命で生きる娑婆世界でだけ繋がったものではなく、脈々と引き継がれてきた魂の連鎖であると、説法の中でそう仰られました。
そうして、こうして繋がった縁は固く固く結びつけられ、もう離れることはないのだと。

極楽で、あの子はあなたのことを待っているのですから、決して忘れることなく、あなたがあちらの世界に行ったときに、迎えに行ってあげてね。
きっとあの子はあなたを見付けた瞬間、真っ先に走り寄ってきてくれる筈だから、名前を呼んで、抱きしめてあげてね。

最後にいとし子の骨壺を抱きしめた時、そう言ってくださった尼僧の言葉が思い出されて、涙があふれて溢れて止まりませんでした。

私は良い父親にはなれなかったかもしれません。ですが、あなたを愛していた気持ちは本物です。
どうぞ安らかに、私がそちらに行くまで、良い子で待っていてくださいね。

愛しの息子へ、愛しています。

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