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うちのこ一番可愛い。
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02/07-09:53

>「あいじょう」
愛ってモンは奇妙な感情で、いつだって人の心を苛んで止まないくせに、人はいつだってそのこころを手に入れたくて、誰かに与えたくて仕方がない。
それを与えることで得る快感も、それを受けることで得る悲嘆も、それを待ち侘びることで疲弊していく精神すらも、ひとは全てを包括して愛おしんでいる。
愛っていう感情は簡単に消えることは無い。
昔だれかへ与えていた愛情は確かにまだ心の底に鈍く火をつけている。簡単に消せる火なら、ひとは誰だってこんなに愛情に振り回されることはないだろう。
その時々の感情の起伏を、咎めることも止めることも。
それは確かに、神にだって出来やしない。

>いつくしむこと
そうやってすべてを投げ打ったって構わないと嘯いたって、結局はその感情にこの身を落としている。
愛されることへの渇望も、愛することへの憎しみも、隣に誰かが立っていることに気付くのなんていつだってすべてが終わった後だ。
いとおしむこころは決して消えないし、それを慈しんで涙を流すのは決して悪いことじゃないと、俺は思う。
遙か昔に消えてしまったと錯覚している感情は、いつだって俺の喉元に再び噛み付ける日を、今か今かと待っている。
ぎらついたみどりいろの瞳が、硝子球のように光って、こころのうちに潜んでいる。

>かたち、いろ
全部の愛情が同じ形をしているわけじゃない。
きれいな丸だったり、歪な四角だったり、毒を孕んでいたり、ただひたすらに柔らかかったり。
向ける相手だって、恋人であったり、友人であったり、家族であったり、仕事の同僚だったり、それこそ街で擦れ違う誰かだったりする。
すべてのかたちもいろも相手も全く違っているそのこころは、それでも普遍的で絶対的な共通点がある。
それらは向けられるすべてが、得難く尊いものであるということだ。
剥き出しで傷だらけでいつだって涙を流しているそいつらを、誰も馬鹿にすることなんてできない。しようとも思わない。

>最近
最近は刀/狩/りやってる。
じじいはいるが、狐と鶴がでない。

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