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┗ヒーローは泣かせない、(5-9/33)
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9 :
米
08/01-03:24
記憶が消えた物語の主人公にきっと近い。
まあ俺は覚えてるけどね!
君の匂いも君の言葉も君の仕草も。君が俺をどれだけ好きでいてくれたかも覚えてる。
そんな記憶はあるのに、俺がかつて持っていた君に対する「好き」が思い出せなくて。
確かに持っていた。持っていた記憶はあるんだ。でも今はそれが何色だったかとか、細部まで思い出せないんだ。
まあそれを覚えてるうちはきっと大丈夫で、忘れるってことが恋の終わりなんだろうけどさ。
これを忘れることを一番恐れてたはずなんだけど案外今の俺はケロッとしている。当然だよね、俺は俺であって"彼"じゃないからね。
>でも忘れてしまったことを寂しいと思う内はまだまだ良いのかもしれない。
俺の中で小さくなった君の写真が、チリチリと端から燃えていく。
その炎が俺の中でまだ燻ぶるこの感覚は、嫌いでもないし好きでもない。
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8 :
米
07/19-13:47
俺の瞳は綺麗な青だ。
彼は俺の瞳の色をいつも褒めてくれるんだ、とても綺麗だって。
彼の見つめる俺の瞳は、俺が今鏡で見つめてる色と全く同じなんだろうか。
微妙な色の違いなんか要らないよ、全部全部同じがいい。
#俺は彼の理想に、なれるんだろうか
いいやなってみせるさ、だって俺は彼のヒーロー。振られた手に応えるのが役目さ。
彼の中の小説に描かれた俺に俺が成り替わることくらいお安いご用…だと思うんだぞ!
だから俺の傍で笑っていてね、約束だよ。
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7 :
米
07/12-00:06
幸せだと伝えるほど、ずっと一緒にいると伝えるほど、いつかその言葉が自分の首を絞めにかかるんじゃないかって怯えてる。
そもそも永遠なんて無いからね、あってもかなーり低い確率さ。
君のことも永遠だと思ってた。陰るものから目をそらしてでも、君のことを永遠だと思いたかった。
俺はまだ、若すぎたんだ。無理やりかけた眼鏡越しに見た世界は、俺の思ってたものと違ったんだ。
今の俺には、もう何も感じないけど。
あのとき一番怖かったのは今の俺なんだろうね。
#今日もまた、彼の横で幸せだよといいながら、遠い自分の首を絞める
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6 :
米
07/07-22:17
突然どうしようもなく泣きたくなって誰かに縋りたくなるんだけどさ、俺は今も昔も恋人にすがることができないんだ。
俺自身は恋人に訳もなく泣かれたら傍で落ち着くまで支えるしちっとも迷惑だとは思わないよ。
でも、いざ自分がってなると…泣き虫ヒーローなんてかっこ悪いじゃないか。
>君はどうだったっけ、君はそういう風に悲しいとき俺に向かって泣いてくれたっけ。
>君から相談を受けたことはあったんだろうけど、でも俺が君を悩ませてたってことしかもう、記憶にないんだ。
俺が悩ませてたのに、俺が解決できるわけないからね。
どれだけ君のことを忘れても、俺はこの過ちだけは絶対に忘れないよ。
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5 :
米
06/28-15:10
あぁ、抱きしめたいなぁ君を。
これは今の恋人のことだよ。
呼び分け方を考えないと、俺が途轍もない未練タラタラの浮気野郎みたいになっちゃってるんだぞ!誤解だよ!
>弱ると恋人に甘えたくなるのは昔から
だけど俺は、意外と彼には心から甘えたことなかった気がするよ。
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