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こうさんさせてやろうか。
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210 :
英◇
03/26-00:25
就寝前。
「アルトともっとお話したかったぜー」と横になったギルが呟く。
わざわざ話に「お」をつけて「お話」と言うなんて、花も恥じらう乙女だろうか。ギルベルトは時々こちらがびっくりするほど可憐な時がある。それこそかつて修 ̄道 ̄服を身に付けていた時代の姿が目に浮かぶような。まぶしすぎて目眩がするよ。今度懺悔でも聞いてもらおうか。他ならぬ目の前に座る同性に心底惚れ込み、一生添い遂げたいと願っていると。
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>ハスハスの話は俺様が変態みたいだから日記に書いたらダメだと思う。
嫌なら消してくれて構わないぞ?
>うー。でももったいないんだよなぁ…。
(俺の日記が大好きなギルかわいい…。)
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恋人が久しぶりに悪友達と飲み会、そしてカラオケに行き、帰りがずいぶん遅くなった後に帰宅して一言。
>やっぱりアルトと一緒の方が楽しいな!
胸キュン以外の何物でもない。帰り道に不審者に出会わないだろうな、変な酔っぱらいに絡まれないだろうな、という心配とか、今夜はギルが居なくて寂しいけど、そんなことなかったぜ!という風に見せないと、笑って送り出してやらないとな、という心がけとか、全てが綺麗に吹き飛ばされた。
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>俺の今日のニットだせぇ?ちょっと親父みたいか?
いや、可愛いぞ。
>んー。
出た、俺のあてにならないレビュー(笑)
>だってアルトは俺様が何を着てても可愛いって言ってくれるもんな。
俺はお前がそこに全裸で転がっていても可愛い。
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最近、ギルが自分のことを「節度あるギル」と言っている。俺は自分の恋人が可愛過ぎていつか爆タヒする気がしている。俺が近くにいてもむやみやたらと触らず、きちんと我慢できた時に「俺様、節度あるギルだな」と唐突に言い出すらしい。俺はギルが可愛すぎていつか爆(ry
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悪夢で目が覚めた。起き上がって隣で眠るハニーを眺めていると段々と落ち着いてくる。薄暗い過去の記憶と夢特有の気味の悪さがぐちゃぐちゃに混ざった、奇妙な夢。どんなに後味が悪くても、お前がいるこのせかいが現実だと強く思えるから。俺は何があっても大丈夫だと信じられるんだ。
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最近のハニーはぎゅうぎゅう抱き締めていたら急に脱力することがある。だらーんと力を抜いて俺にもたれかかるギルも、とびきり可愛い。俺がギルを受け止めると、ギルを落っことすわけがないと分かっていて、ハニーはこうして脱力しているわけだ。愛しているし愛されているな、とギルの重みも幸せに感じる。
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あーアルトがすきだなぁ、とでっかい独り言まで可愛い俺のハニー。伸びをしながらのその一言は可愛すぎてずるいと思うんだが言いたいのはこれだけだ。
俺もギルが大好きだぞ!
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もっと好きだと伝えたいのにいい方法が思い浮かばない。
好きなんだ。大切なんだ。もっと幸せにしてやりたい。
なのに俺の優秀な頭脳も自慢の三枚舌も、ハニーの前ではとろとろに溶けて無力なんだ。ただただ熱くて、好きだって気持ちが後から後から溢れてきて、涙が出てきて、言葉にならないだけ。困ったもんだ、ここは文字しか見えないせかいなのに。好きすぎて涙で視界がにじんで、文字も書けないなんて。
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