67 :
英
03/11-19:04
My majestyに宛てて。ひとつめ、謝罪を。
今更どの面を下げてという所だろう。仰っしゃる通り、正にその通り。どの面を下げてお前に宛てた言葉を綴っているのか。笑うも良し、詰るも良し、見なかったことにするも良し。全てはお前の思うままにして欲しい。
俺は全てに置いて不誠実であった。優柔不断の甲斐性なしだ。理解していて、あのザマであった。すまない。
許して欲しいわけじゃない。最近、本当に些細なことでお前を思い出すようになった。その度、幕を引いてしまったあの言葉も思い出すんだ。
撤回はしない。その癖謝罪はする。俺は今になっても不誠実のままだ。お前に我慢を強い、身勝手に身を振る浅はかな男だ。だが、余裕や許容容量の著しい決壊は凄まじく、荒れてしまったあの時吐いた言葉は、撤回しない。
一度外に出した、記した言葉は取り消さない。だからこそ、お前に謝罪がしたい。一言、謝りたい。
自己満足の領域を脱しない、要領も得ないうすっぺらい言葉になるのも理解している。それでも謝らせて欲しい。お前の時間を奪ってしまった事、申し訳無かった。
お前がこの謝罪を見る事は終ぞないかも知れない。もし、そうなら。独り善がりの謝罪に俺が笑っておく。
お前がこの謝罪を見る事があったなら。塗り潰すのも、引きちぎるのも、お前の思うがまま好きにして欲しい。
と、謝罪はこの辺りで。次のページにはお前への感謝を。
読んでくれて、ありがとう。
68 :
英
03/11-19:04
My majestyに宛てて。ふたつめ、感謝を。
感謝、と一言で表すのは難しいな。拙い独り善がりに付き合ってくれるなら、幸いだ。
ひとつ。当たり前をくれてありがとう。
おはようも、おやすみも。生活に染み込んで、それでいて薄れていた他愛ない応酬。当たり前のように寄越される おはよう も おやすみ も。当たり前の1日を彩ってくれてありがとう。
ふたつ。叱ってくれてありがとう。
この立場になって叱ってくれる奴なんて片手も居ない。不摂生も小さな事も。俺の為に叱ってくれてありがとう。
みっつ。泣いてくれてありがとう。
これは心配してくれて、になるのか?資料室で転落したり、小さな怪我一つにも。親身になってくれてありがとう。
よっつ。温度をくれてありがとう。
腕の中がいつもいっぱいで、寒いと感じることが無かった。まるで欲しいものがわかるようにお前はいつも与えてくれた。温度をくれてありがとう。
いつつ。あの日の俺を見つけてくれて、ありがとう。
書き足りないというより、書き忘れが多そうだ。
お前に過ごした日々の分だけの感謝を。
愛してくれて、ありがとう。
69 :
英
03/11-19:05
お前に感謝と幸福を。
何かあったらここに記そう。