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お前はそこで笑っていて。
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31 :
独
06/20-01:23
>(見たことのない世界へ歩みだすというのは、)
俺はいつからか分からないが『変化』というものが嫌いになった。
何もない平凡な人生ばかり送っているとだんだん心が枯れていくという考えを昔どこかで見た。俺も前はどちらかといえば刺激のある生活の方が一本筋を歩いて行くよりずっとずっとマシなんじゃないかと考える時もあった。
だが俺の周りで、少なくとも俺が感じる限り、『変化』することで良くなったことなどあまり無い。もちろん良くなった時は大喜びするが。…早速上の文章との矛盾がうまれたな。
変化というのは逆に心が疲れないか。
期待すれば期待するだけ物事が落ちていくときの自分のショックは計り知れない。俺は自分が有利な方だけを考える傾向にあるので他の人よりもそのショックが大きいのかもしれないが。人間の心臓はある一定数動くと止まるんだそうだ。ならば考えてみろ、変化が起こるたびに俺らの心臓は良くも悪くも鼓動が速まってはいないか。それは言ってしまえば心が枯れるというより身体が枯れていっている気がするんだ。
そんなこと言ってしまえば俺の人生(…国生?)はとてつもなくつまらないのだろうな。でも嫌でも俺は変化に直面しなければならない。その変化を真っ当に受け止めて楽しむコツがどのマニュアルにも見当たらないんだ。たまに自分が分からなくなる。俺の中には熱い自分と冷めた自分がいて、まぁほとんど出てくるのは冷めている方だな。寂しいものじゃないか、氷に勝てる炎が俺の中には居ないんだ。
目の前の変化が間違いであるかそうでないかも見分けられない。あとで他人に話して同意を得ると漸く確信する。同意を得るまで自分のせいだ、と思い歯を食いしばるのは本当はよくないと分かっている。
俺には何が足りない。知力が足りない。この世の常識が足りない。自分の無知を知るまではできるのに具体的な解決が見つからない。他人に馬鹿にされても仕方がないと思ってしまう。あぁ自分のせいだ、と。これがよくない兆候にあるのは分かる。だがそう思わざるをえないんだ。自分で判断ができないから。
目の前の変化に明日から向わなければいけない。…何、『変化』だの『立ち向かう』だの言っているが俺は仕事のことを言っているだけだ。直に慣れるだろう。
#ただ、今日は無知を嘲笑う人間に出会って一日苛立ったそれだけのこと。
>(俺が無知の者に出会ったときは知を与えよう、という教訓は得ることができた。誠に感謝する。)
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