一覧
┗
雨によく似た涙の雫
┗11
11 :
Arthur
07/25-04:46
俺はどれくらいのことを忘れたんだろう、どれくらい、お前を忘れたんだろう。
いっそお前を思い出さなきゃ、こんな。
>ーーー
お前に誕生日なんてモンがあるから、こんな思いをすることになったんだ。
…お前が、いつまでも俺の中に居続けるからだ。
いろんなことを忘れても、お前という存在は、俺の中に在り続ける。
夏がくる度、思い出すだろう。
>ーーー
暑い日だったが、温かな紅茶を飲んだ。
お前が好きだと言った茶葉だ。
少し抽出時間が長かったようだったけれど、味なんてちっともわからなかった。
テーブルの向かいに、お前の幻を見たせいで。
あぁ、また。また俺は。
>ーーー
昔、あいつの家で炭酸を勧められたことを覚えている。結局断ったが、炭酸は嫌いじゃない。
弟たちが昔、サイダーを良く飲んでいたっけな。
>ーーー
[
返][
削][
編]
[
戻][
設定][
管理]