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想いを風船に乗せて、
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4 :
墺
06/25-23:49
奏でる音色は美しく宙を舞って誰かの耳に届く。貴方は良く読書の傍ら、私のピアノの音色に耳を傾けていましたね。音というのは聴き手がいると更に美しく響くのですよ。聴き手のいない演奏会より、聴き手が一人でもいてくれた方が奏者の胸は高なるものです。
これはもうずっとずっと遠い日の記憶。
私は部屋で一人、ピアノに向かい合いながら貴方の面影を探しています。自ら逢いに出向けば良いのでしょうが、貴方の家は近くて遠いので。
紫の風船に想いを込めて…、
>◆どうか貴方が逢いに来てくれますように。
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