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ゆらりら、
┗16
16 :
日◇
07/06-04:39
貴方と共に生きたい。
探し当てて戻って来てしまいました……全く駄目ですね。いつまでも私は此処を離れられない。好きが詰まり過ぎていて。
私がお相手様との日々を幸せだと書き連ねる時は、大抵そのあと急転直下でだめになってしまうことが多いんです。偶々かもしれません。それでも注意をしておくに越したことはない。………はい。つまるところ、今の私は惚気たいんです。
どうしてそれがいけないのか。考えてみるに私の場合、惚気たい=自己愛が強くなっているということなのではないかと。
純粋な気持ちからではなく、私の恋人は優れていて羨ましいでしょうと。他の方と違って、そんな卑しい思いが透けて見える気がするんです。では何故、そのような愚行に走りたくなるのかといえば、自信をなくして不安定になっている……の、やも。語尾をぼかすのは精一杯の強がりです。
貴方が私を好きでいて下さることを疑ってはおりません。このような状況にあっても、貴方は私を好いている。私達の想いは今も変わらず重なっている。それでも愚かな私は、先を憂えてしまうんです。きっとこの先に待つものはと、経験則でわかってしまう。……いいえ、実際にはわかった気になっているだけなのでしょう。未来は変わるもの。誰にもわかるはずがない。それは国である、私達とて変わりなく。
私を不幸にするのは私自身。そうはならぬよう、怖がらずに今を見つめていましょう。未来に逃避するのでも、過去に教えを乞うのでもなく、ただ今この時を、懸命に。
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気持ちがすっと冷えていく。こんなにあっという間に、熱を失ってしまうなんて。大好きだと、そう思う気持ちは変わりません。けれどもう、以前と同じには戻れない。貴方はもう私に言ったことも忘れているのでしょうね。温度差にくらくらとします。酷いじゃないですか。貴方の関心は薄れているのに、私だけそのままでいろだなんて。酷いじゃないですか。その癖、忙しくなったら変わらぬ私を煩わしく思うなんて。私の言葉にほっと嬉しそうな貴方を見てしまったらもう、だめでした。どろどろと汚いものが溢れてしまって。彼の方の前では飲み込むために、こちらで吐き出させて下さい。
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