一覧
┗
まったりごろもだ日和
┗122
122 :
日
10/31-14:37
まだここに、こうしてペンを走らせることが出来る。
とても幸福な、しかしどこか物悲しくなってしまうこの感覚をどうしたらいいでしょうか。
いいえ、でもこれこそが、人らしい感情なのかも、なんて物思いにふけってしまったりして。
偶然。
本当にこれは偶然の産物です。
いつだったかすら覚えていない日に、私はなんとなく日記をしまいこんだこの本棚へ直接訪れる道を残していました。
この道を残したのは、愛しい人との逢瀬の為かもしれません。あの頃の私は少しでも早く残された言葉に気づきたくて、そして何度も何度も読み返したくて、必死、というか溺れていました。
それのお陰でこうして、過去の私と、懐かしい顔と、そして愛しい思い出達に会うことが出来る。
過去の私、本当に偉い。
思い出を物凄く大事にしてしまう私なので、この場所はまだまだ宝物。
埃をかぶってしまっても、ペンを持たなくても、たまに見に来ては埃をはらうだけでもさせてほしい大切な場所です。
もしかしたら今後戻るのかもしれませんが、望み薄なのも重々承知しています。
だからこそ、少しでも長くこの場所を愛していたいものです。
.
[
返][
削][
編]
[
戻][
設定][
管理]