一覧
┗
【完走】愛しき戀と、恋的iと、彷徨う俺
┗53
53 :
日
02/17-22:56
>わざと傷口を抉ってみた。
結果は知っているのに、わざと抉ってみた。
じわりじわりと傷は広がり、痛みが溢れ出しました。
思わず、口端を歪めてしまった。
>吁、やっぱりか…と。
やはり、そうなんですよ。得てしてそういうものなんです。
それでなくても危うい存在の不確かな感情の輪郭のない想いを。
如何して__られようか。
…吁、責められるべき行動をしたのは私でした、か。
謝って済むのならば、幾らでも。
気の済む迄、如何とでもなさって下さいな。
>このままで良い筈がない一…私がね。
何だか苦しいんです、心が蟠って。
#当たって砕けろ。
砕けた後の欠片は風に吹かれて、海に、空に、届けばそれで。
当たって砕けろ、なんて。
私はこう見えて如何せん、臆病なものでして。そんな事、一度もした事がありません。
流れるものは流れる、離れるものは追わない、仕方ないものはどうともしない…。そうやって生きて来ました。そして、これからもそうだと。
けれど…私は一世一代の、一度だけ…行動に移してみようと想います。
砕けたら、それこそ立ち直れないかもしれない。
きっと、拒否されるでしょうし。
>これこそ、結果は目に見えている。
ですけど、……ねぇ?
#当たって砕けろ。
上等じゃないですか。
砕けてやりますよ。
砕けてからが、強いんですからね。
>ちょっと待ってなさい。
[返][
削][
編]
[
戻][
設定][
管理]