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┗エル ドラド(263-267/272)
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267 :
にょ加
01/22-22:01
親愛なる、きみ。もううんと昔に引っ越してしまったからあの場所にわたしは住んでいないし、きみの場所だってとうに分からない。けれどもし、もしーーそうだなあ、わたしが塩水と海砂の間に100エーカーの土地を見つけられたら、ねえ。もう一度わたしとお話してくれるかい？他愛のない話でいいから、さ。
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266 :
にょ米
08/20-20:11
……なんだ。きみもまた、ここへ来たのかい？はは、実はあたしも。今でも思い出すんだよ、きみのこと。信じられる？もうずっと昔の話になるってのにさ。
思い出すんだよ、きみがいたこと。きみを愛していたこと。…ううん、愛してるよ。ずっと、あたしの命が続く限りずっとずっと。きみを愛してる。だからしあわせになってくれよ。この広い大地のどこかで、きみが笑って生きていてくれれば。それはあたしにとってのしあわせなんだ。
なんてね。それじゃあ、あたしもそろそろ行こうかな。また会おうよ、Mr.tomorrow. 身体に気を付けるんだぞ！
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265 :
洪
06/18-12:57
思えば、随分と長い道を辿って来たものね。あの子も、彼も、あいつも、振り向いた先に見えなくなってる。遠く、遠く、どんな星よりも遥か向こうへ行ってしまったわ。ーーううん、進んでしまったのは私。ねえ、こんなにも歩いてきたの。あなたはいま、わらっているの、ねえ。
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264 :
洪
03/25-22:12
あなたをあいせたことが、生涯でいちばんの幸福でした。
どうかしあわせでいて。そう願うことが、わたしに出来る唯一のこと。すきよ、あいしてる。今もずっと。
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263 :
辺
02/20-01:06
もう、ずっとずっと昔の話だ。
顔も声も、好きだった仕草すらも思い出せなくて、それなのにとても愛おしく思う。思った。すべて、過去形に変わってしまったけれど。ねえ、お前は元気だろうか。時々声を聴きたくなるわ。記憶の隅に追いやられてしまった声を、聴きたい。
ねえ、お前は、しあわせ？
私はとても、しあわせよ。あの頃みたいに、ひとを愛せているんだから、何があるか分からない世界ね。
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