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154.戦えヒーロー、負けるな魔族【4】
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2 :イヴァン
2020/01/14(火) 17:06:53

 
○イヴァン
赤黒い髪色で耳が半分程隠れる位の長さのショートカット、常に黒地に赤で国の紋章が施されたニット帽をかぶっている。金色の目は猫のようなツリ目で大きめの瞳である為童顔。魔族らしく尖った耳と出し入れ自由なコウモリのような黒い翼持ち。へその下あたりに魔核と呼ばれる菱形の黄色い宝石のようなものが覗いている。衣服は黒や赤系統を好み、パンク系な現世よりのものばかり着ている。
魔界の四天王の一人だが実力はやはりヒーローに劣る。弱点である魔核を攻撃されやすい肉弾戦を避け魔法での遠距離戦に長けており、また現世の方言に興味を示して勉強した結果がエセ関西弁。負けても何度も戦いを挑む負けず嫌い。器用で機械弄りから料理、裁縫など手先を使うことは大体得意。快楽落ちしやすく行為自体口で嫌がってみせるものの最終的に自ら腰を振ってしまう精神力の弱さ。魔核の体内側と翼の付け根は性感帯。知識の偏り過ぎているが基本馬鹿。

○イスナーニ
深い青色の髪は全体的に長めで、前髪は邪魔になる為捕獲した人間が持っていたヘアピンを頂戴して止めている。後ろ髪は肩甲骨程。切れ長のつり目は暗い紫色でまつ毛も長めのどちらかといえば美人系。イヴァンと同じく尖った耳に蝙蝠のような翼を持っており、頭には羊のように丸まった小さな角が存在。服装はかっちりしたスーツ等を好み、どのジャケットにも背中に国の紋章が描かれている。見た目はどう見てもイヴァンより年上だが人間でいう中学生位の子供。175前後。
四天王の一人で魔力と戦闘は魔族の平均よりは上程度。一番の武器は頭脳とスピードで四天王の司令塔と言っても過言ではない。四天王の中ではそこそこまともな部類に入るが、そのまともさのせいでほかの3人に振り回されて最年少にも関わらず苦労している。基本敬語。魔核は項で翡翠色の雫型。M寄り。

○アト
くすんだ金髪のベリーショート鬼のような小さな角が2本。褐色肌でやや眠たげな細いタレ目。左耳は魔核で右耳はピアス、どちらも黄土色。身長180越えで将校と軍服が混じった服装で、右に装着している腰ほどの丈の肩マントに紋章。細く長い蛇の尾のような尻尾が生えており、根元が弱いので引っ張られたりなぞられたりされると気持ちよくなってしまう。耳は前2人と同じ。
魔力は他3人と比べて最も低く翼も無い為飛べないが、身体能力は頭一つ飛び抜けており戦闘能力は魔界でも5本の指に入るとかはいらないとか。どんな相手だろうと一度した約束は確実に守り果たそうとする頑固者。

○カトル
魔王の弟。深い緑髪で前髪は眉の高さでパッツン、後ろ髪は寝癖のようにボサボサでいつも跳ねている。常に包帯で目を隠し一応現世ではまだ外したことがない。大きめのタレ目で瞳の色はイヴァンの髪色に近い暗い赤。現世の書生服を彷彿とさせる和服っぽい物を好み、両の袖に紋章。魔核はイヴァンの位置より低めの恥骨の高さで四天王の中では一番大きなこぶし大の逆三角系。身長170センチ前後。イヴァン、イスナーニと同じく蝙蝠のような翼。尻尾はアトと同じで細長いが先端は矢尻の剣尻のような逆三角形。先っぽの逆三角形の方を弄られると力が抜ける。耳は前2人と同じ。幼少期植物に囚われた所をイヴァンに助けられた為、礼として魔王軍に引き込んだ張本人であり自他共に認めるイヴァン大好き野郎。面倒がり。

○スフル
魔界に君臨し、現世支配を目論んだ末ヒーローたちに討たれた魔王。全体的にウェーブがかった腰ほどまである白髪、目を隠す程の長さの前髪で右目のみを隠している。顕にしている左目はカトルと同じ暗めの赤色で右目は真っ黒。左目の色だけじゃなく顔立ちもカトルと似た雰囲気だが性格は違い同じなのは口が悪いことくらい。人間を嫌い、憎み、現世の破壊及び支配しようと目論んでいる。四天王たち(主に弟を除く3人)が表で正々堂々ヒーローたちと戦う裏で現世でも暗躍していた模様。魔核は白の六角形で胸の中央にありカトルと同じ程だったが、ほかの魔族の魔核を取り込み続けた影響で黒く変色し肩や腹部、眉間などに様々な大きさの魔核が現れている。角は額から短い一本、翼はこれまで通りだが一際大きく、尻尾はカトルと同じ。身長はイスナーニ以上アト未満。現在魔王としての呪いが解け昔の泣き虫ヘタレに戻りつつある。

年齢
スフル>イヴァン>カトル>アト>>イスナーニ

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