スレ一覧
┗11.シトラスに恋をする(9-13/17)

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9 :クリスタ・レンズ
2013/09/28(土) 14:50


唇が触れた。…キス、された。あの人に。心臓が止まるかと…思った。ううん、寧ろ止まった気がする。止まるに決まってるじゃないですか、不意打ちだなんて!ずるい、ずるいずるいずるい、私ばっかりドキドキさせられてる!…とはいっても唇に、じゃないのだけれど。唇だったら爆発しちゃう。想像しただけで、もう…もだもだ。

あの人の髪がとてもさらさらでね、だから、綺麗ですねってほんの少しだけ触れてみたの。そうしたら私が伸ばした手を急に掴んで…指先に、ちゅ、って。それから一言、「お前の方が綺麗だろう。」

――私、撃沈。


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10 :クリスタ・レンズ
2013/09/29(日) 14:35


思い切って本棚に好きな本を並べてみました。とても大好きです、いつも楽しく読ませて頂いています、とこっそり。ここには魅力的な本が多過ぎてまだ全然目を通せていないけど、少しずつ増やしていけたらいいな。私のお気に入りで埋め尽くされた素敵な本棚にする事が目標なの。わくわくしちゃうなぁ。

それと、…小さな女神様って…私の事であってるのかな。違っていたらごめんなさい、でもタイミング的にそうだと信じて…!えっと、ペトラさん…ペトラ先輩、の方が良いでしょうか。此方こそ本棚に並べて頂けて光栄です。…本当に!あなたの兵士長観察の様子が楽しくていつも興味津々で読ませて貰っています。それにお花を贈り合うというのがとても素敵だなぁって…ふふ、私も今度、あの人にお花のプレゼントをしてみようなんて思っちゃいました。





昨日のあの人。

「眠い、寝る。」

と、それだけ言い残してそのまま隣に座っていた私の肩に頭をこてんと。…どうしよう、好きな人が可愛過ぎて辛いってこういう状況なのね。ずっと年上の男の人なのに、こういう時頭をよしよしって撫でてあげたくなっちゃう。でも、ねぇ、あなたの事を好きでたまらない私の前でそんなに隙を見せてしまっても良いんですか?悪戯されても文句は言えませんよ、なんて、私が思っている事もあなたは知らないのでしょう。(…本当はそんな事する勇気は無いのですけど、ね。)


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11 :クリスタ・レンズ
2013/10/01(火) 22:09


この前、好きとか嫌いとかの話をしてからというものついつい、あれやこれやとあの人を質問責めにする事が多くなったような気がする、私。昨日はね…服装についての話題を掠めた事から流れで「スカートは長い丈と短い丈どちらが好きか」と訊ねてみたんだけど。(我ながら何て質問をしているんだろうとは思う。)あの人は暫く沈黙した後、…そのまま沈黙を貫いておりました。思わず少し食い下がってもう一度訊いてみると、「迂闊に答えてその格好でお前が迫ってきたら困る」から答えられないと。…ねぇ、あの、私はその言葉を一体どういう意味で捉えればいいのでしょう、…ねぇ?


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12 :クリスタ・レンズ
2013/10/04(金) 15:31


あの人にこの日記が見つかりました。

…とはいってもね、もともと此処を作る前からあの人には日記作る宣言はしておいたんだよ。だから少し遅いくらいなのではないでしょうか、リヴァイ兵長?もしかして気にも留めて貰えてないんじゃあ…なんて不安になっていたんですから。こんな風に少し拗ねてみてもあなたはただ無言で私の頭を撫でるんでしょう。そして一瞬で機嫌が治ってしまう私、という図式は既にあなたと私の間で出来上がってしまったいつものパターン。でもそれも悪くない、と私は思うのです。傍にあなたが居てくれるのなら、私はとても幸せ。大好きですよ、私の…あなた。





日記が見つかった事がきっかけ…って言ってもいいのかな。今まで私から向けていた「好き」の気持ちはあの人からも返されるようになりました。つまり、その…あの人、リヴァイ兵士長は私だけの人になったの。…ああどうしよう、淡々と書いてしまおうと思ったのにさっきから顔が熱くてペンを持つ手が震えっぱなし、見られていると思うと余計に何だかこう…ぶわぁって体温が上がっちゃう。ふう。

そうそう、因みにこの日記を見つけた後の兵長の第一声は「お前、猫被り過ぎだ。」って…あら?失礼ですわね兵長、私、猫なんて被ったこと一度もありませんのよ?


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13 :クリスタ・レンズ
2013/10/06(日) 19:15


今日は休日。昼過ぎ、時間が出来た私の脚が自然と目指した先はいつだったか、あの人が花を見ていた場所。小さな花壇の前にそっと屈んでぼんやりと眺める。赤い花弁。…私はその花を他では見た事が無くて、何ていう名前なのかも分からなかった。だけど、とても美しいの。あの人は…この花が好きなんだろうか。あの人に見つめてもらえるあなたが、少しだけ羨ましいよ。なんて考えながら、私はただ花を眺めていた。ぼんやりと、ぼんやりと。胸の中にあの人を想いながら。

「…この花が好きか?」

口から心臓が飛び出そうになった、というのはまさにあの瞬間の事だと思う。不意に聞こえた声に隣を見上げればあの人が、リヴァイ兵長がそこに居た。あまりに突然現れるものだから目を白黒させて声を失っている私とは裏腹に兵長の顔は表情に乏しく感情が読み取れない。混乱したまま何か一言二言、拙い言葉を返すと暫くして兵長は静かに口を開いた。…この花は、彼の部下が以前壁外から持ち帰ったものなのだと。そう、私に教えてくれた。

目立たないあの場所にある花壇。私は兵長以外にあの花を見ている人を見た事が無い。リヴァイ兵長はいつもいつも、ただ一人であの美しい花を。

ああ、きっと、あの花を持ち帰った人はもう――…

…またあの花壇に行こう。リヴァイ兵士長に会えても、会えなくても。私は、あの花がとても好きだから。


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